ビットコインの10月6日の動きは、ついに600万円を突破する動きとなりました。
ビットコインはプラス材料よりマイナス材料で評価される、引き算の性質を持つため、
FOMCが終わって政策変更があったばかりの現在は、安心感から売りが出にくくなっています。
足元の強さから、今週末にある米国雇用統計後に最高値707万円を更新する可能性が出てきました。
ビットコインの10月7日の概況について解説します。
(この記事は10月7日午前7時の情報で書き、短期
間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月6日午前7時からの動き
10月6日午前7時、575万円で推移していたビットコイン、午後6時に561万円まで下落するも、
注意ラインは割らずに大事には至りません。
欧州、NY、日本が交差する午後9時から再び急騰、午後10時に600万円を突破し、
10月7日午前5時には616万円まで上昇します。
その後は午前7時現在、613万円と上値を探っていく展開になっています。
短期サポートどころか、注意ラインすら割らず、強い動きの際に見られる形になっています。
引き算材料が無く最高値更新気配?!
ビットコインの基本の動きは、何もなければ上昇し、悪い材料で大きく下落する、引き算の性質を持ちます。
4月以降、米国のインフレが激しく、金融緩和解除の不透明感からクジラが売り始め個人にも波及しましたが、
現在は先月のFOMCで見通しの前倒しが行われたばかりで、悪い材料になってない状態です。
今の流れなら、10月8日金曜日に発表予定の米国雇用統計の結果が良くても悪くても評価され、
最高値の707万円を捉えるかもしれません。
株式市場は米国金融緩和解除から下がっていますが、
資金を余らせた短期の株トレーダーの資金が流れ込む期待があり、ビットコインと株は暫く反比例するかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは短期サポートが切り上がるものの、558万円と大きく離れた位置にあります。
注意ラインとして、594-585万円見ておくといいでしょう。
レジスタンスは高値を更新し続けており発生せず、依然として売るタイミングではありません。
注意ラインを見ながら、買いでついていくと良さそうです。
まとめ
ビットコインは600万円を突破し、順調な動きを見せています。
マイナスとなる材料は少なく、今の動きで米国雇用統計が出た後の週末に、
最高値707万円を捉える動きになるかもしれません。
逆張りで売っても直ぐに踏みあげられそうなため、594-585万円を下回らない限りは買いでついていくといいでしょう。