ビットコインの週末相場はジリ安だったものの、大きく売られることはなく横ばいの動きになりました。
10月は月末近くで少し売られたものの、短期筋に過熱感はなく、
大きな売りにさらされにくい環境は続きそうです。
ビットコインの11月1日の概況について解説します。
(この記事は11月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
10月29日午前7時からの動き
10月29日の午前7時、売りも買いも焼く両面焼きの動きが発生した直後でしたが、
この下落によポジションは大きく入れ替わったようで、売りが出にくくなります。
午前7時は690万円で推移していたものの、午前10時に703万円をつけ、
10月30日午前1時には717万円まで上昇していきます。
その後は一時685万円まで下落するも、再び安値を更新していく動きにはならず、
11月1日午前7時に702万円に戻し、再び700万円台に乗る展開です。
11月相場もしっかりした展開か?!
チャートは日本円ベースでの月足チャートになります。
10月は40%を超える大きな上昇によって終わりそうですが、
短期筋の過熱感はほとんどない状態で上昇しました。
ビットコインは、短期筋が加熱気味なり、1日で大きな上昇幅を見せながら上昇をした後、
弾けるように大きな下落をして天井を形成することが多くありますが、今回はそもそも短期筋が加熱していません。
本年4月の最高値更新時と環境が違うため、本番はむしろ今月以降で、
11月もしっかりとした動きをしながら上昇する可能性がありそうです。
外部環境にはあまり変化が想定しにくく、11月も短期サポートに注意しながら、
買い中心のトレードが馴染むでしょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが680万円の位置から始まっています。
ここを下回らない限りは、買いでついていくといいでしょう。
レジスタンスは短期筋レジスタンスが714万円、中期レジスタンスは730万円の位置にあります。
730万円をクリアし、738万円を超えてくると、一気に上昇をしてもおかしくなさそうです。
週明けからしばらく大きな動きになりやすく、上への大きな動きを期待しましょう。
まとめ
ビットコインは、週末横ばい気味だったものの、大きな売りに晒されることなく、月末を抜けてきています。
短期筋に過熱感がないことから、買い余力は大きく、11月もしっかりとした動きが期待できそうです。
短期サポート割れに注意しながら、買い向かうといいでしょう。