ビットコインは日本時間に小高くなりましたが、25日午後9時に下落し、
5万ドル手前まで売り込まれます。
その後反発するも、反発の勢いは弱いため更に下を狙っている可能性があります。
本日、明日以降は中期レジスタンスが下がってくるため、
売り先行になりやすい地合いでも日柄も良くありません。
ビットコインの3月26日の概況について解説します。
(この記事は3月26日午前7時の情報で書いています。)
3月25日午前7時からの動き
3月25日午前7時では、短期中期サポート、短期レジスタンスがブレイクされ、
562万円で推移していたビットコインですが、日本時間は相変わらず逆張り思考が強く、
3月25日午後3時には581万円まで反発します。
ただ、ここ最近の反発にしては反発力として心許なく、
日本時間でもいい加減買い疲れが出ている感覚です。
その後NY時間が始まる午後9時には550万円まで下落し、
安値を更新して短期&中期サポートの発生を先送りにします。
NY時間はひとまず落ち着き、568万円で推移しているものの、
徐々に戻すエネルギーが低下している印象です。
50000ドル手前で反発しており、
ひとまず3月23日の記事で書いた水準まで下がり、その後一服の形を作っていますが、
反発力が弱いため底打ちしたのか判断できません。
本日は中期レジスタンスが切り下がる日
一服の状態にはなっていますが、本日は日柄があまり良くありません。
652万円の所にあった中期レジスタンスが623万円に切り下がってきます。
中期レジスタンスが降りてくる時は、RSIなどの逆張り指標も売られ過ぎの水準から外れ、
短期マネーが入りにくく、一方で仕掛け的な売りが発生しやすくなります。
50000ドル割れに注意しましょう。
本日のサポート&レジスタンス
昨日ブレイクされた短期と中期のサポートは、25日午後9時の下落で、発生してません。
今の動きが続けば、本日の夕方に発生するでしょう。
一方でレジスタンスは短期レジスタンスが昨日の高値を基準とする、582万円まで降りてきています。
本日中にこの水準位はブレイクしておかなければ重症です。
中期レジスタンスも623万円まで降りてきており、売り圧力を強めるでしょう。
アノマリーとして、月末近くは弱くなることが多いので、
3月30日まで底値を探る展開も考えられます。
まとめ
ビットコインはドルベースで5万ドル手前まで下落するも、小反発の動きになっています。
反発が弱いため、更なる下落の可能性があります。
短期レジスタンスの582万円をクリアできるかがポイントです。
5万ドル割れを起こすと崩れる可能性があるため、注意が必要です。