ビットコインは11月9日の動きで、日本円ベースの766万円の最高値を更新しました。
かなり上昇している印象ですが、短期筋はまだまだ温い状態が続いており、
ここから過熱方向に進む可能性があります。
短期筋過熱に至った場合は、
1000万円近くを試す動きが出てもおかしくありません。
ビットコインの11月10日の概況について解説します。
(この記事は11月10日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
11月9日午前7時からの動き
11月9日午前7時、748万円で推移していたビットコイン、日本時間の立ち上がりから元気が良く、
午前8時には766万円をクリアして、10月につけた最高値を更新します。
その後、正午に722万円を更新した後は一息入れる展開になり、
11月10日午前2時には749万円まで下落するも、その後は少し切り返し、
午前7時現在は760万円で推移する展開です。
最高値更新後上値が重くなっているものの、まだ調整の時間内のため、
更なる上値を追う可能性はあります。
短期筋過熱なら1000万円トライか?!
チャートは円ベースの月足チャートです。
ビットコインは10月始値の488万円からかなり上昇したかのように感じますが、
足元の環境は短期筋に動きがなく、過熱感がない上昇の状態となっています。
by bitなどの海外の高レバレッジ取引所の資金調達率は低いままのため、
短期の利鞘狙いの資金流入はまだまだ期待できる環境です。
ここから短期筋が過熱を帯びてくれば、1000万円手前の950万円程度まで上昇の可能性があります。
11日か13日頃が急上昇が多いと見ていますが、10日付近は日柄のアノマリーが悪いため、
大きな売りにも注意が必要です。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが730万円の位置にあり、昼過ぎからは743万円の位置に切り上がります。
正午から743万円を下回るようならブレーキのサインです。
レジスタンスは昨日の高値を起点とし、768万円の位置に短期レジスタンスが発生しています。
本日は大きな下落が出やすいアノマリーがあるため、短期サポートを瞬間的に割る下落に注意が必要です。
まとめ
ビットコインは日本円の最高値を更新し、上値を伸ばしていく雰囲気です。
短期筋の動きは軽く、ここから過熱感が出てくれば、1000万円を意識するような動きになるかもしれません。
10日はアノマリーが悪いため、急変動の下落には注意が必要です。