ビットコインの12月21日の動きは上昇、株市場の上昇によりマインドが好転し、
11月10日に発生した中期レジスタンスをブレイクする展開となりました。
ただ、爆発ポイントは超えておらず、12月から日足の陽線は2日で止まりやすくなっており、
本日は再び元の水準に戻る可能性を秘め、警戒を解くことができない動きです。
ビットコインの12月22日の概況について解説します。
(この記事は12月22日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
12月21日午前7時からの動き
12月21日午前7時、533万円で推移していたビットコイン、
正午から株式市場に連れ高する形で買いが入ります。
午後9時には561万円まで上昇、NY時間は550万円まで売られる場面があったものの、
午前6時の締めに再び上昇し、562万円手前をつけます。
その後、午前7時現在は559万円で推移し、本日の日本時間の開場を待っている段階です。
レジスタンスブレイクも懐疑的?!日足陰線に注意?!
今回の動きは544万円の短期レジスタンスだけでなく、
11月10日に発生し一度もブレイクできなかった、554万円の中期レジスタンスを超えたのは評価できそうです。
一方で爆発ポイントの563万円には僅かに届いておらず、
本格的に上昇を始めたのかはまだ懐疑的の段階と言えるでしょう。
12月はチャートの①の12月5日から3日間ギリギリ日足陽線を形成した後、②、③と3日連続の陽線は発生していません。
本日、陰線を形成する動きは、上昇を打ち消す動きになりやすく、NY時間の動きに注意です。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期サポートが日中526万円の位置にあり、NY時間から切り上がる動きとなります。
NY時間に545万円を下回り売られていくと、大きな下落になりそうで注意が必要です。
レジスタンスはブレイクされたばかりで、
563万円の爆発ポイントを超えて、安定推移できるかに注目したいところでしょう。
12月は500万円台突入後、土日の薄商いのときに上昇する傾向があるため、
『大きな売りがクリスマス休暇で休んでいるので、薄商いで上昇している』だけかもしれません。
休暇明けの売りは必然と思われ、価格推移的にはまだまだ懐疑的と言えそうです。
まとめ
ビットコインは株式市場に連れ高し、久方ぶりの中期レジスタンスをブレイクする展開となりました。
ただ、中途半端な上昇に終わっており、本日再び陰線を形成する動きになると、元に戻る可能性がありそうです。
12月はじめての3日連続日足陽線を作れるかに注目しましょう。