ビットコインの年末年始の動きは、市場参加者が少ない合間を狙って買い上げる場面も見られたものの、
力無い動きに終始しました。
2022年の年明け相場は、日本が合流する本日からですが、今のところ下落相場を抜け出せる気配は無く、
今日の動き次第で2022年立ち上がりの動きが悪くなりそうです。
ビットコインの2022年1月4日の概況について解説します。
(この記事は1月4日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
2021年12月29日午前7時からの動き
昨年の12月29日午前7時、543万円で推移していたビットコイン、午前9時に528万円に下落し、
その後はミニレンジ相場に入ります。
31日午前9時に559万円に上昇したものの、新年を明ける1月1日午前5時には525万円に再び下落、
正月期間は552-537万円で動きが乏しく推移していましたが、1月4日午前5時には短期サポート、
中期サポートをブレイクし、527万円へと下落、午前7時現在は534万円で推移する展開となっています。
サポートが定着しない、上値が重い、動きの悪い展開です。
2022年立ち上がりは下落気味か?!
1月3日の動きが下落したことから、正月期間に大きな売りが休んでいる間にできた、
先物の窓閉めの動きになっています。
本日は日本時間から上昇が見られないと、2022年の立ち上がりはこのまま沈みそうです。
ビットコインは2021年を除いて、1月〜3月まで動きが悪口なる事が多く、
2022年4月まで軟調になっていくかもしれません。
1月25日、26日の日程でFOMCが予定されており、この日を睨んだ売り浴びせに注意です。
本日のサポート&レジスタンス
本日は短期サポート、中期サポート共にブレイクされており、買いの拠り所が無い状態です。
レジスタンスは2021年12月28日に発生したレジスタンスをブレイクできておらず、上値が重苦しい展開が続きます。
短期レジスタンスもまだ遠く、日本時間に下がらないこと、
NY時間の日付が変わってから切り返す動きができるかで、展開が変わりそうです。
まとめ
ビットコインの年末年始を挟んだ動きは、総じて軟調で終わっています。
2022年に変わってロケットスタートをするような環境では無く、4月頃まで期待できない動きになりそうです。
今月は25日、26日にFOMCが予定されており、下落傾向に注意したいところです。