ビットコインの3月初めの動きは、前日の急騰の売りを解消しつつ、堅調な動きとなりました。
ロシアへの経済制裁から、ルーブルが下落し、ロシア国内の資産が仮想通貨へと逃避する思惑があり、
ビットコインの動きに追い風となっているようです。
ビットコインの3月2日の概況について解説します。
(この記事は3月2日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月1日午前7時からの動き
3月1日午前7時、479万円で推移していたビットコイン、午前7時から活発に動き、
一気に506万円へと上昇します。
その後は横ばいとなりましたが、NY勢が合流する頃の午後10時には516万円へと上昇、
発生したばかりの短期レジスタンスをブレイクし、午前7時現在は505万円で推移する展開です。
NY時間に売り込まれることがなく、急反発後の利食い売りをこなしてしっかりの展開となっています。
ロシアへの経済制裁が追い風になる?!
今回の急騰では、ロシアへの経済制裁がロシア国内の資産を仮想通貨へと変える動きに繋がるのではという思惑から発生しているようです。
この考え方が正しいか、思惑通りなるかは置いておき、
ビットコインの動きとしては急騰後もしっかりし、上昇ラリーによく見られる動きとなっています。
フワッとした期待が続くうちは、ビットコインへの追い風もして働き、2月より流れがしっかりしてくるかもしれません。
ちょうどビットコインの動きが悪くなる1-2月が終わり、季節要因的にもしっかりしやすい時期に入っています。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、正午過ぎから短期サポートが486万円へと切り上がります。
ここを下回った場合は一度売り、切り返しを待って買い戻すといいでしょう。
レジスタンスは短期、中期レジスタンスが520万円への位置に再度発生しています。
この位置を上回ると、2月の高値の530万円を上回り、555万円くらいまで上昇していきそうです。
一度流れが止まるまで、ショートは馴染まないかもしれません。
まとめ
ビットコインの3月初めの動きは、利食い売りを解消しつつしっかりの展開となりました。
ロシア経済制裁が追い風となり、季節要因的にも悪い時期は過ぎ、しっかりした推移になる可能性があります。
本日は530万円の2月高値を超えることが出来るかに注目です。