ビットコインの3月3日の動きは、前日比5%以上下げる場面もあるなど、軟調な展開となりました。
欧州連合がロシアへの金融規制に対する仮想通貨を抜け道にすることを防ぐため、
仮想通貨取引監視を強化する検討案が出ており、相場を冷やしているようです。
ビットコインの3月4日の概況を解説します。
(この記事は3月4日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
3月3日午前7時からの動き
3月3日午前7時、509万円で推移していたビットコイン、午後3時に497万円へと下落するも、
午後11時には510万円へと戻します。
ここ最近、調子が良かった深夜の時間に期待がかかりましたが、逆に下落基調となり、
短期サポート、中期サポートを崩して、4日午前6時の朝方には483万円へと下落します。
その後は491万円へと少し値を戻して推移する展開です。
欧州連合のロシア仮想通貨監視規制を警戒か?!
今回の下落は、欧州連合がロシアに対して仮想通貨の監視、規制を強化する報道を警戒している可能性がありそうです。
元々、ロシアへの経済制裁が、ロシアの決済手段が仮想通貨となり需要が増えることを期待し、
上昇していますので、監視規制は相場に冷や水を浴びせた形となります。
ただ、仮想通貨市場は国家の枠組みに縛られない、開かれた市場で、
監視規制は中々難しく効果がある実行までいたらない可能性と時間がかかりすぎるでしょう。
本日から週末の動きが顕著になれば、再び簡単に500万円へと戻す動きが期待されます。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期、中期共にブレイクされた時間から始まります。
今の動きなら正午を過ぎた頃には再発生するため、ここで安値を更新していないなら買いに行ってもいいでしょう。
レジスタンスは515万円の位置に短期レジスタンスが降りてきており、強い動きならこの線を目指しそうです。
最近存在感が薄くなっている、日本勢の買いに期待したいところです。
まとめ
3月4日のビットコインの動きは、欧州連合のロシア仮想通貨取引、監視強化規制を嫌気し、下落となりました。
ただ、開かれた市場の仮想通貨取引を完全に規制するのは時間がかかるため、
早い時間に修正の動きが入ってもおかしくありません。
本日から週末は、再び500万円に戻し安定推移できるかに注目したいところです。