ビットコインの週末の動きは、反発もいよいよ弱まり、横ばいの動きとなりました。
16日深夜にFOMCの発表が予定されており、その1週間前の今週は金融市場が荒れやすく、
安値更新の警戒が強まります。
ビットコインの6月6日の概況について解説します。
(この記事は6月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
反発が弱すぎ?!6月3日午前7時からの動き
6月3日午前7時、395万円で推移していたビットコイン、夜間から上値の重さを確認して売られる展開となります。
午後11時には382万円へと下落するも、最近の傾向で休日はヘッジファンド等の売り手が休むことからジリ高になりやすく、
385万円-394万円へと回復します。
その後は午前7時現在、392万円の位置で推移する展開です。
反発力が弱く、短期の買いも利益が出なそうです。
今週は翌週のFOMCを睨む展開に?!大荒れ注意報?!
16日深夜にFOMCの発表が予定されており、今週はビットコインにおいても難所となりそうです。
チャートのように中期下落トレンドを引いた場合、現在の位置は下落のトレンドラインに近く、
かなり高値掴みになりやすい印象を受けます。
6月3日の米国雇用統計で、非農業部門の就業者数が予想より高く、
再びドル高が進んでいる点もマイナス材料です。
- 雇用環境良好は利上げペースアップ
- ドル回帰で非伝統的資産の仮想通貨に逆風
となり、今現在は不穏な材料が揃い、NYダウが少しでも下がれば、その下落幅の5倍は売られそうです。
1週間前の今週くらいからが一番織り込まれやすく、天候の大荒れに注意が必要そうです。
参考:https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-304/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートとレジスタンスはかなり狭まって来ています。
短期サポートは381万円の位置で、金曜日の安値水準に下がると売りが増えそうです。
短期レジスタンスは397万円の位置で、こちらもブレイクまで簡単そうですが、
ブレイクしても上への持続性はかなり懐疑的です。
週明けはNY時間から売られやすいため、深夜の動きを注目しましょう。
まとめ
ビットコインはFOMCの1週間前の週に突入します。
通常、1週間前の週から大きく売られることが多く、警戒が必要です。
雇用統計やドル高など、ビットコインを冷やす材料が揃っており、大荒れになる可能性があるでしょう。