ビットコインは週初から上昇し、一時416万円と5月31日につけた高値水準近くに戻っています。
ドル円が132円を付けており、円安→インフレ→ビットコイン逃避といった、
日本勢からの悪癖がまた出てきたのか、日本時間の逆張りの買いが戻ってきています。
ビットコインの6月7日の概況について解説します。
(この記事は6月7日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
週明けは日本時間から上昇!6月6日午前7時の動き
6月6日午前7時、392万円で推移していたビットコイン、先物市場明けは動きが鈍かったものの、
日本時間開始から400万円を超える動きとなります。
正午には407万円を超え、短期レジスタンス、中期レジスタンスを安易とブレイク、
午後11時には417万円へと上昇します。
その後は横ばいですが、6月7日午前7時現在も414万円を維持しており、NY時間もしっかりの動きです。
日本勢から円安買いの悪癖が出たか?!
今回の上昇は、ドル円が131円34銭を超えて、132円になったことから、
日本でのインフレの逃避先としてビットコインが買われたのかもしれません。
580万円から下落の最中も日本時間だけは横ばいか上昇することが多く、円安は日本勢の逆張り買いを誘うようです。
ただ、円安はドル高の裏返しで、米国から見るとビットコイン売りのドル回帰になるため、
長期的にはマイナス材料と取られてしまうでしょう。
自国通貨バイアスが強いのは日本人の悪い癖で、本流はドルで米国と考えなければいけません。
昨年のチャートから見ると、420-430万円に天井が発生しやすく、依然として相場が転換したとは思えない展開です。
参考(円安について)https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-290/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、381万円の位置にありますが、夜間からは短期サポートが400万円へと切り上がります。
夜間からの400万円割れには注意が必要です。
レジスタンスは現在発生していないものの、
今の高値を更新しなければ、正午から421万円を起点に発生する予定です。
正午からは売ってもいいかもしれません。
下げは深夜からが発生しやすいでしょう。
まとめ
ビットコインは週初から上昇し、再び420-430万円のレンジ相場の上限に近づいています。
ドル円が132円を突破し、580万円から続いている日本人の逆張りを誘っているようです。
長期的に円安はマイナス材料のため、嵌め込みに注意しましょう。