ビットコインの月末の動きは、328万円まで到達したものの、維持できず軟調な展開となっていまさす。
FOMC後の上昇は一巡した感があり、今週は米国雇用統計に注意が移る段階です。
ビットコインの8月1日の概況について解説します。
(この記事は8月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
7月29日午前7時からの動き
7月29日午前7時、321万円で推移していたビットコイン、午後10時に314万円に下落するも、
調整は小さく踏みとどまります。
週末から月末にかけては動きが鈍く、7月30日午後10時に328万円へと上昇するも、
値を維持することができず、8月1日午前7時は310万円へと下落しています。
短期サポートが308万円の位置に切り上がってきており、ブレイク間近の苦しい展開から8月相場は開始になりそうです。
月末は無難に通過?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-342/
8月相場は軟調?!今週は米国雇用統計に注意?!
FOMCが終わり、仮想通貨だけ過度に調整されていた部分に修正が入りましたが、
仮想通貨市場が単体で盛り返すにはまだまだ力不足のようです。
今週は米国雇用統計が8月5日(金)に発表予定で、重要指標として値を動かすでしょう。
米国雇用の数字は直近数字が良く、今回も市場予想通りか強くなるものと考えられます。
失業率の安定は、今度は9月に開催予定のFOMCの利上げペースが高まる材料と取られるため、
金融市場には一周してネガティヴな材料です。
最近の傾向で、月の前半が下落傾向になることが多く、8月もその傾向が出ると、
相場の転換が見られるかもしれません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、308万円の位置へと短期サポートが切り上がってきています。
7月27日から安定的に推移していた短期サポートを失うと、300万円に攻防が移りそうです。
レジスタンスは短期レジスタンスが327万円の位置にあり、再びブレイク出来るかに注目です。
週明けの先物市場の動きは売りに傾いており、308万円を下回ったら、8月は立ち上がりが悪くなるかもしれません。
まとめ
ビットコインは週明け、横ばいから軟調な展開となりました。
今週は米国雇用統計の発表があり、結果が良好の場合、9月の利上げ見通しを引き上げそうです。
月の前半は最近の傾向で下がることが多く、8月の立ち上がりにも注目しましょう。