ビットコインの週明け相場は、午前8時台に先物市場明けの日本勢による特攻買いが発生したものの、結局278万円の位置へと戻っています。
凪の展開が続いていますが、ドルベースでは底値に近づいており、
NY株式市場が連休明けの本日は、底値更新の動きとなるかもしれません。
ビットコインの9月6日の概況について解説します。
(この記事は9月6日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
9月5日午前7時からの動き
9月5日午前7時、278万円で推移していたビットコイン、先物市場明けの日本勢の特攻の買いが入ります。
午前8時に281万円、午前9時に282万円を試したものの、
その後は日本株市場が軟調なため息切れ、午後8時には286万円へと戻ります。
NY時間も動きがなく、午前7時現在は278万円で推移する展開です。
動きに乏しい凪の状態が続いています。
ドルベースでは底抜け秒読み?!
チャートは円ベースの4時間足チャートです。
なんとなく270万円を底値に、底堅く推移し反発を待っているように見えるかもしれません。
一方でドルベースで見ると、2万ドルを割れ、8月末の安値水準で、底抜け気配です。
ドル高が進んできていることから、円ベースでは下げが収まっているように見えますが、
日本人が起きている時間に買いが集中し、日付が変わって午前3時ごろまでに売りが出ている、
5月頃の動きに変わっています。
本日は休み明けのNY株式市場から売りが出る可能性があり、
ETHのアップデートが上手く行かないこともあるため、いよいよ底抜け秒読みとなってもおかしくありません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、変わらず短期サポート、中期サポートが270万円の位置にあります。
この水準を下回ると、250万円を試しそうです。
レジスタンスは短期、
中期共に288万円の位置ですが、価格以上の距離を感じるます。
日本時間から売りが出てくる可能性があり、注意が必要です。
ETHのアップデート第一弾は午後8時に予定され、駆け込みの売りが出るかもしれません。
大型アップデートが足を引っ張る・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-366/
まとめ
ビットコインの週明けの動きは、先物市場明けの買いが出たものの、その後は再び278万円に沈んでいます。
円ベースでは底値更新までまだ余裕がありますが、ドルベースでは底値更新が近く、
NY株市場が下がると本日は波乱要因です。
ETHのアップデートが午後8時台に予定されているため、この時間にも注意しましょう。