ビットコインの動きは相変わらず冴えず、29日午後1時には短期サポートをブレイク、
30日午前3時には中期サポートをブレイクしています。
本日は4月の最終相場ですが、ここで動きがないと5月相場もかなり苦戦する可能性が出てくるでしょう。
ビットコインの4月30日の概況について解説します。
(この記事は4月30日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
4月29日午前7時からの動き
4月29日午前7時、596万円で推移していたビットコインですが、GW入りした日本時間は軟調な展開になります。
午後1時には582万円まで下落し短期サポートをブレイク、
そのあと午後6時に596万円へと戻りますが、NY時間に売られ始め、
30日午前3時には572万円まで下落し切り上がっていた中期サポートもブレイク、
午前5時には571万円まで下落し、午前7時現在、580万円まで戻っています。
方向感が乏しく、下落も上昇も中途半端で、長期どころか短期でも買いも売りも手掛けにくい相場です。
月末相場は日柄が悪くないが、5月相場は期待できない?
小さな動きが続き、不安感が増していますが、アノマリー的には月末ビットコインの下落は限られ、
上昇することの方が多いといったデータがあります。
直近下がっていますので、明確な上昇の動きを期待したいところです。
月末にも下げてしまうと、5月相場は下げから始まりそうな雰囲気になるため、
期待を持たせるためにも本日の動きは重要です。
日本勢は依然として動きが悪いため、欧州時間くらいの動きが出るかもしれません。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは短期&中期共にブレイクされたままで、これといったサポートはない状態です。
本日の夜間にサポートは再度出現しますが、それまでの安値を更新すると、発生が遅れていきます。
レジスタンスは短期レジスタンスが598万円に降りてきており、
夜間には588万円を目処とするところまで更に降りてきます。
月末相場で短期レジスタンスをブレイクしておきやすい環境にあるため、
夜間から高値を切り上げる動きを出来るかに注目です。
まとめ
ビットコインの30日の相場は短期&中期サポートをブレイクする動きになりました。
本日の月末相場で苦戦すると、5月相場も苦戦の動きから入る可能性があります。
夜間から短期レジスタンスが588万円に切り下がって来ますので、
この水準をクリアし高値を追えるかに注目です。