ビットコインはFOMC直後に上昇で反応したものの、その後のFRB議長発言で利上げ停止期待が打ち砕かれ下落に転じています。
ドル高株安の動きを見せており、ビットコインも売られマイナス材料と捉えられそうです。
ビットコインの11月3日の概況について解説します。
(この記事は11月3日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
下落中?!11月2日午前7時からの動き
11月2日午前7時、303万円で推移していたビットコイン、午後7時に298万円へと下落した後、FOMCを待つ展開となります。
FOMC直後の11月3日午前3時には0.75%利上げを従来予想通りと受け止め、
買いで反応し304万円へと値を戻すも、その後のFRB議長会見がタカ的な内容だったことから逆流、
午前6時には297万円へと下落し、午前7時現在は298万円で推移する展開です。
利上げ停止期待打ち砕かれる?!ビットコインにマイナス?!
今回のFOMC発表は、発表直後はNY株が買いで反応し、会見後にマイナスに転じて500ドル安となっています。
市場は既に利上げ停止どころか、『1年後の利下げ』まで期待していたため、
再び勝手に膨らむ期待を粉々に砕いた形となりました。
ドルインデックスも会見を受けて切り返し、ドル高で反応しています。
ドル高はビットコインにドル回帰の動きをもたらすため、株安、ドル高に振れている今回のFOMCでは大きなマイナス材料となるでしょう。
短期サポート、中期サポートを割れており、下落の早足を強めるかもしれません。
市場は期待しすぎ・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-405/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、短期中期ともにブレイクされ、発生していません。
発生は安値を更新しないまま、ある程度の時間を待つべきでしょう。
レジスタンスは短期が311万円のままで、ブレイクはほど遠そうです。
潮目が完全に変わった動きとなるかもしれません。
まとめ
ビットコインはFOMCの発表直後こそ上昇したものの、その後下落に転じています。
FOMCの結果は利上げ停止期待を打ち砕く内容で、
株安ドル高の動きからビットコインにマイナスとなりそうです。
大きな下落に繋がる可能性もあるため、注意しましょう。