ビットコインの11月10日の動きは228万円まで下落したものの、
米CPIが市場予想より低かったことから、利上げが止まる思惑となり、256万円まで値を戻しました。
依然としてFTXの破綻懸念は止まっていないものの、サポートが再び発生し、
短期の戻りが期待される場面です。
ビットコインの11月11日の概況について解説します。
(この記事は11月11日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
持ち直し?!11月10日午前7時からの動き
11月10日午前7時、228万円をつけた後231万円で推移していたビットコイン、崩れる展開にはなりません。
日本時間に売りが出ないまま、夕方になるとサポートが再び発生、
午後10時半では米CPIの発表があり、241万円から256万円まで急騰、その後はNY時間も比較的しっかりで252万円で推移しています。
サポートが発生したことにより、持ち直し気配を見せ始めました。
米CPI鈍化でプラスに?!ドル円は141円に!!
前日の相場は、米CPIの発表に助けられた1日になりました。
市場より少しだけ良かったことにより、米利上げペースの幅は小さくなる思惑から、
株高ドル安につながり、米国勢からのビットコイン売りドル戻しの動きが一服しています。
ドル円は141円に落ち着き、今年急騰したドル高はゴールが見え始めた感じがします。
大きな円高が進むことにより、日本勢は売りが先行しやすくなりますが、全体的にはプラス要因に働きそうです。
ただし、取引所FTXがチャプター11申請の検討に入ったとの報道があり、
市場混乱を少なくするため休日中に申請してくる可能性があるので、信用不安も頭に入れておきましょう。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、222万円の位置に短期サポートが、220万円の位置に中期サポートがある状態です。
夕方には短期サポートは230万円まで上がります。
動きが早く、急落には気をつけましょう。
レジスタンスは263万円の位置に短期レジスタンスがあり、ブレイクができるかもしれません。
ブレイク後に下げる動きにも注意したいところです。
まとめ
ビットコインは米CPI上昇鈍化から、下げ止まりの気配になっています。
ドル安はドル回帰の動きを抑えるため、ビットコインにはプラスに働きそうです。
依然としてFTX破綻には注意しましょう。