ビットコインは、月末反発の動きに、米GDPを中心とした指標ラッシュでしたが、
押し返されることなく、236万円と前日比3%程度高い位置で推移しています。
本日から12月入り、指標ラッシュが終わったわけではなく、新たな動きに注意したいところです。
ビットコインの12月1日の概況について解説します。
(この記事は12月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
月末反発!!11月30日午前7時からの動き
11月30日午前7時、229万円で推移していたビットコイン、FTX破綻後に流出した資金がETHとなり売る懸念から、直近下落基調だったETHが反発し、連れ高となります。
午前9時から上昇、短期サポートをブレイクして、午前11時には237万円へと上昇します。
その後は米経済指標ラッシュの影響も受けず、12月1日午前4時は237万円をつけ、午前7時現在は236万円で推移する展開です。
反発も本格反騰気配は小さい?!12月入りに注意?!
ビットコインは月末反騰するも、動きとしては中途半端な動きに終わっています。
12月入りで動きを確かめる必要があるでしょう。
昨日の動きは、米経済指標が予想より総じて強かったことから、ドル円は139円まで買い戻されました。
ただ、早朝のFRB議長による、『12月にも利上げペース鈍化』との発言が周り、再び138円へとドル安になっています。
重要指標ラッシュが続くため、本日は米消費支出と米製造業指数、明日は雇用統計と相場を大きく動かす原因となるかもしれません。
ビットコインも月初から改めて売られる動きに注意したいところです。
米 GDP減速に注意・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-423/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、223万円の位置で変わりませんが、夕方から229万円へと短期サポートが切り上がります。
夕方から夜間にかけて下がる動きには注意しましょう。
レジスタンスは238万円の位置に中期レジスタンスが残り、242万円の位置に短期レジスタンスが再び発生した状況ですが、この水準に苦戦する様なら、再び売られ始めるでしょう。
まとめ
ビットコインは月末上昇したものの、12月入り後の動きに注意したいところです。
経済指標ラッシュは続き、12月入りで雰囲気が一転する可能性があります
本日から明日にかけての経済指標に注意しましょう。