ビットコインの週末の動きは、しぶとい動きから一気に上にいき、一時272万円へと上昇しました。
2023年入り後にほとんど下がっておらず、本格反転の機運が高まっていますが、
異常な低ボラティリティ相場から抜け出しただけで、早いうちに修正される可能性もありそうです。
ビットコインの1月16日の概況について解説します。
(この記事は1月16日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
突如高騰！！1月13日午前7時からの動き
1月13日午前7時、243万円で推移していたビットコイン、週末ドル安が進み、
ドル回帰で売られていたビットコインに見直し買いが入ります。
午後11時に241万円へと売られるも、突如高騰の動きに、250万円を易々と突破して、
14日午前9時には272万円へと上昇、その後は動きが無かったものの、258万円から268万円で推移し、16日午前7時現在は266万円で推移する展開です。
これまで反応してこなかった、ドル安に反応を示しています。
ドルインデックス指数の下落・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-452/
2023年は上昇？！騙し？！先物の窓埋めに注意？！
2023年度入りしてから予想外に買われつつありますが、『強い』というより、
『異常な低ボラティリティが終わった』と言えそうな動きです。
チャートはビットコインの1週間のボラティリティチャートですが、FTX破綻後に上昇した後、
下値で超低空飛行の動きとなり、買われなくなっていましたが、2ヶ月近く続いたこの動きが終わったようです。
2023年は上昇を期待したいところですが、『仮想通貨に期待してはいけない』の原則があり、
騙しの動きの可能性も充分あります。
本日は先物市場で大きな窓が開いていますので、13日の引値にもどるかも知れません。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは258万円の位置へと短期サポートが切り上がっています。
簡単にブレイクされる水準で警戒が必要です。
レジスタンスは275万円の位置に中期レジスタンスが発生し、一度かする動きになるかもしれません。
高値更新から時間が経っており、これまでの傾向なら売られやすくなります。
まとめ
ビットコインは274万円へと上昇し、2023年の上昇を期待させる動きを見せています。
一方で異常な低ボラティリティから抜け出しただけの騙しの動きにも見えるため、両方を想定しておくべきでしょう。
本日は258万円を維持できるかで強さの判別ができそうです。
