週末のビットコインは300万円を割れた後、戻す力もなく、一時282万円へと下落しています。
米SECがクラーケンのステーキングサービスを証券取引法違反と判断したことが重しとなり、
戻り相場が終わったかのような動きとなりました。
ビットコインの2月13日の概況について解説します。
(この記事は2月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
大幅下落に?!2月10日午前7時からの動き
2月10日午前7時、287万円で推移していたビットコイン、サポート割れ後の動きで底値探しとなります。
11日午前5時には力無く282万円へと下落、13日午前2時に290万円へと戻したものの、午前7時に284万円へと再び下落し、現在は286万円で推移する展開です。
NY時間の終わりに売りが出る、不穏な雰囲気の動きとなっています。
米SECのステーキングサービス判断は痛手?!
今回の下落の動きは、仮想通貨のステーキングサービスを米SECが証券取引法違反と判断したことが悪材料にとられています。
ステーキングサービスとは、『仮想通貨を保有しブロックチェーンのネットワークに参加する仕組み』で、対価として仮想通貨を受け取るサービスです。
米クラーケンのサービスを違法と判断し、既に罰金の支払いまで終了しています。
ステーキングサービスは『仮想通貨の発展』に欠かせなく、
今回の動きは今後の仮想通貨市場の成長そのものを脅かすことになりそうです。
ステーキングに使われやすいETHの方がビットコインより下落しており、不穏な雰囲気を漂わせています。
2023年から始まった戻り相場は一旦終了したと見た方がいいかもしれません。
墜落モード・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-472/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、279万円の位置から、再び相場の底堅さを試す段階です。
中期サポートの276万円を割れると、再び支えを失います。
レジスタンスは短期レジスタンスが298万円と降りてきており、横ばい相場ならこの水準のブレイクに期待したいところです。
出遅れ組の日本時間に期待しましょう。
まとめ
ビットコインは米SECがステーキングサービスを違法と判断したことから、墜落し一時282万円まで値を下げています。
2023年から続く戻り相場が終焉した可能性もあり、注意が必要です。
276万円を下回るようなら、一度売った方がいいでしょう。