ビットコインの28日の動きは、350-360万円の狭いレンジ相場になりました。
最大手仮想通貨取引所のバイナンスが米先物取引委員会(CFTC)から提訴され、
SECによるコインポストへの違法性警告と合わせて、仮想通貨市場への締め付けが本格化しつつあります。
ビットコインの3月29日の概況について解説します。
(この記事は3月29日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
横ばいで推移。3月28日午前7時からの動き
3月28日午前7時、下落後に358万円で推移していたビットコイン、
午後7時には350万円へと再び迫るも、ここは死守され反発の展開になります。
夜間に入り短期サポートが再び発生、29日午前3時に上昇、午前4時に360万円をつけるも、
その後はイマイチの展開になり、午前7時現在は355万円で推移し、前日より下がった状態です。
下げが中途半端なため、あく抜け感が出ない展開になっています。
CFTCがバイナンスを提訴!!仮想通貨市場への締め付け強化?!
27日に米先物取引委員会(CFTC)がバイナンスを、『委員会への登録をせずに先物取引の提供』を行なった理由で提訴しました。
この提訴の行方はわかりませんが、先の米SECによるコインポストへの違法性警告と同様、
米国で仮想通貨市場への締め付けが強化されています。
仮想通貨の魅力は、自由に各国間の移動ができ、各国の法律やしがらみに縛られず、
安価なコストで運営できるところでしたが、去年のFTX破綻から、仮想通貨市場にも外国為替取引なみの厳しい規制が準備されつつあります。
2023年は引き続き、大きな締め付けがが発生し、仮想通貨の存在意義が薄れる可能性がありそうです。
期末まで調整?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-501/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、347万円の位置に中期サポートが、344万円の位置に短期サポートが残る状態です。
350万円を下回ると、下落速度を強める可能性があります。
レジスタンスは365万円の位置に短期レジスタンスがあり、ブレイク出来るかに注目です。
中期レジスタンスも切り下がり、典型的な下落トレンドとなりつつあります。
まとめ
ビットコインはバイナンスのCFTC提訴を受け、新たな脅威にさらされつつあります。
2023年は仮想通貨市場の締め付けが予想され、注意が必要です。
350万円割れに注意しましょう。