ビットコインの月末の動きは、日銀が政策を維持したことと、長い期間を以て検証するとの会見発言から円安が進み、底堅くなりました。
一方で米銀の破綻観測が新たに登場し、FOMCも今週行われる事から、5月はセルインメイ(5月に売れ)の動きになってもおかしくない環境です。
ビットコインの5月1日の概況について解説します。
(この記事は5月1日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
概ね底堅いが上値は重い?!4月28日午前7時からの動き
4月28日午前7時、396万円で推移していたビットコイン、日中は小動きに終わります。
日銀決定会合後に円安が進みましたが、ビットコインも売られるためあまり影響がない展開に、その後は400万円を挟んだ動きが続き、5月に変わったタイミングで408万円と値を戻し、午前7時現在は400万円に戻って推移する展開です。
4月も陽線だが!?FOMCと米銀破綻でセルインメイ?!
今回の動きで、4月の月足は陽線となります。
4ヶ月連続の陽線で強気が維持されている部分はありますが、十分に上がった後のため、利食いは出やすいタイミングです。
5月はセルインメイ(5月に売れ)の格言があり、米銀が更に破綻する観測が流れ、今週はFOMCへと突入します。
FOMCは0.25%利上げの予想がありますが、米銀破綻で足元が不安定になっているとみなせば、利上げは今回で打ち止めとなるかもしれません。
そんなると、急速に円安の巻き戻しが発生し、ドル建てのビットコインにも悪影響を及ぼしそうです。
日銀決定会合・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-521/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、387万円の位置へと短期サポートが上昇している状態です。
週末よりブレイクしやすくなっており、注意が必要です。
レジスタンスは、420万円の位置に短期レジスタンスが再び発生しており、当面は417万円の中期レジスタンスをブレイクできるかに注目が集まります。
ドル円の動きにも注意しましょう。
まとめ
ビットコインは400万円を回復したものの、米銀破綻観測やFOMCと懸念材料が増えています。
大きな逆流の可能性もあるため、5月の動きはセルインメイにならないように注意したいところです。