ビットコインの5/17日の動きは、朝方にリップルに対する米SECの申し立ての一部を却下したことから、リップルが上昇、ビットコインもつられて小反発となりました。
米株も上昇しており、環境は良かったものの小反発程度で終わっており、今後も注意が必要な相場となりそうです。
ビットコインの5/18の概況について解説します。
小高い展開に?!5/17午前7時からの動き
5/17午前7時、368万円で推移していたビットコイン、日本時間は弱く、欧州時間に364万円まで売られます。
ところが、NY株は堅調で、NY時間に上昇、5/18午前6時には378万円へと上昇します。
その後は午前7時現在、376万円で推移する展開です。
リップルと米SECの訴訟発展を好感?ただし反発は弱い
前日の材料として、米SECがリップルに対して行っていた訴訟で、一部リップル社の主張が認められたことがあります。
朝方からリップルはこの結果を反映して、9%程度上昇しており、ビットコインにもポジティブな影響を与えたようです。
その他にもNY株が408ドルと反発したこと、円安も進んでいたことから、小高い推移となりました。
ただ、株価の上昇にしては反発力に乏しく、20日ごろからパフォーマンスが下がりやすいビットコインとしては、油断ができない段階です。
ビットフライヤーのSFD比率は、動きの乏しさにもかかわらず、ポジション調整の動きがみられません。
株式市場の信用取引では、建玉が多い中含み損を抱えている投資家が多く、軽くなるまで日本勢を投げさせようと、売り手のヘッジファンドに狙われやすくなります。
週末から下落・・・https://bitcoin-valley.com/structure/btcmarket-533/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、353万円の位置に短期サポートが残る状態です。
明日以降、月のパフォーマンスが下がりやすくなるため、350万円割れには注意が必要です。
レジスタンスは384万円の位置に短期レジスタンスが降りてきており、ブレイクできるかに注目です。
本格反騰の気配がない場合、360万円半ばに戻るでしょう。
まとめ
ビットコインは、リップルの訴訟進展や、NY株反発で買われています。
ただし、反発力は乏しく、依然として注意が必要な状況には変わりありません。
月のパフォーマンスが下がる、明日以降の大きな売りに注意しましょう。