ビットコインの5月30日の動きは、上昇の後値を消し、動きが小さい展開になっています。
月末ですが本日は米債務上限引き上げの法案が提出され、仮に大番狂せで否決されると大きな動きが発生するかもしれません。
ビットコインの5月31日の概況について解説します。
(この記事は5月31日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
円高が重しに。5月30日午前7時からの動き
5月30日午前7時、389万円で推移していたビットコイン、この日は値幅が小さい動きに変わります。
午後7時には日本勢からの買いに押され393万円へと上昇するも、欧州時間、NY時間に売られ31日午前1時には385万円まで下落、その後は結局388万円と前日の水準に戻って推移しています。
買いも売りも様子見の展開が続きます。
31日の債務上限引き上げ法案提出を睨み様子見?!
ビットコインが動かなくなっている原因に、米債務上限問題法案提出が31日に迫り、土壇場でひっくり返されないかを警戒しているようです。
日本人の感覚からは離れていますが、米国では政治ショーの一環として、事前に話していた内容と逆のことを行い相手のせいにする事は過去よくありましたので、債務上限問題を野党が長引かせたい場合はどんでん返しが発生します。
NY時間は最近動きが悪く、本日のNY時間に注目です。
ビットフライヤーの現物為替乖離は、4月の15%の水準から、依然として1.8%へと萎んでいます。
仮想通貨のレバレッジ取引は、日本国内と海外取引所の差はなく、何故ビットフライヤーで大量に買いを出したのか不明ですが、大きな損失と共に正常値に戻り、日本勢の投資マインドも普通になったと考えられます。
現物先物乖離率・・・https://bitcoin-valley.com/news/post-27626/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、376万円の位置で変わりません。
NY時間に債務上限引き上げ法案が控えており、ここで波乱があると下げる可能性があります。
NY時間からの下落に注意しましょう。
レジスタンスも変わらず、短期レジスタンスが406万円の位置で、ブレイクは遠そうです。
まとめ
ビットコインは米債務上限問題の完全解決まで様子見気配を強めています。
本日のNY時間に採決され、その後の動きに注目です。
376万円割れに注意しましょう。