ビットコインの週明けの動きは、大きな動きがなく横ばいの動きとなりました。
今夜は強イベントラッシュの前哨戦で、米CPIが予想より鈍化すれば、
明日深夜のFOMCの利上げ停止に向けて好材料と取られ、ビットコインは一度375万円程度まで反発できるかもしれません。
ビットコインの6月13日の概況について解説します。
(この記事は6月13日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
横ばいに!!6月12日午前7時からの動き
6月12日午前7時、363万円で推移していたビットコイン、週明けの売りが出て、午前11時に358万円まで下落したものの、その後は横ばいの動きとなります。
午後6時に364万円と上昇するも、上昇はここまでで、欧州時間、NY時間は無難に通過し、
午前7時現在は362万円で推移する展開です。
土曜日に開いた窓埋めをするわけではなく、上昇が限られた動きとなりました。
米CPI次第では一旦反発?!米株の上昇はプラス
今週はFOMC週となりますが、米株は非常に安定しており、直近の高値を更新しようとしています。
米株の上昇は本来プラス材料にとるべきですが、
ビットコインは米SECの仮想通貨業界への締め付けから動きがイマイチです。
米CPIが予想より鈍化した場合、NYは株高、ドル安で反応し、ビットコインにも好影響を与え、375万円程度まで回復するかもしれません。
ただ、本番はFOMCで、FOMC前にしては下げ幅は十分でなく、このまま350万円を割れる展開も考えられます。
ビットフライヤーのSFDは通常モードの1.5%に戻り、4月に飛びついた買い手は大きな損失とともに霧散した模様です。
アルトコイン下落・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-549/
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、353万円の位置で変わらず、350万円手前の防衛ラインとなっています。
ここを抜けると、一気に320万円まで下がる可能性があるでしょう。
レジスタンスは375万円の位置で、一度この位置をブレイクしてから下落したいところです。
上昇の力が弱回ってきており、投機的な動きに期待しましょう。
まとめ
ビットコインは横ばいの動きとなり、下値を掘る展開にはなっていません。
米CPI次第では一度反発のチャンスで、375万円くらいの上昇を期待したい局面です。
FOMCでは下落する可能性があり、注意が必要です。