ビットコインの6月2日の動きは、短期サポートに余裕がない状態から始まりましたが、
売り急ぐ動きが出ず、ひとまずは上昇の動きになりました。
5月のような動きは見せていないため、6月前半は落ち着きを取り戻しつつあるようには見えますが、
安全か危険かを判断するにはまだ材料が足りなそうです。
ビットコインの6月3日の概況について解説します。
(この記事は6月3日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
6月2日午前7時からの動き
ビットコインの6月2日の相場は、午前7時に399万円台で推移し、午前10時に394万円に下落し、
390万円の短期サポートを脅かすもブレイクできない動きとなりました。
下がらなかったため、今度は上に押し出していく形が意識され、
午後6時には412万円に上昇して410万円の短期レジスタンスをブレイク、
6月3日午前1時には419万円まで上昇し中期レジスタンスをブレイクします。
強そうにも見えますが、爆発ポイントの426万円までは到達していないため、
中期レジスタンスは完全にブレイクしたのではなく、ただブレただけの下落レンジ相場の範疇にいる可能性もあるため注意が必要です。
6月は安全or危険?!
5月の下げで多くの投資家は憔悴しており、そろそろ落ち着く期待を抱いているのかと思います。
6月2日までの動きは、売りは出るものの比較的軽くなっており、6月の前半は安全になりそうな動きです。
ただ、その月の前半の動きが鮮明になるのは、月初を外した6月3日以降になることが多いため、
今の時点ではなんとも判断ができません。
本日また下落し、前日の安値を更新してくるようなら、危険な兆候と言えるでしょう。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、短期サポートが393万円と比較的余裕な位置にあります。
中期レジスタンスは389万円まで切り上がって来ていますので、ここを下回ると一気に下がる可能性があります。
レジスタンスの発生は夕方以降になりますが、前日爆発ポイントを抜けておらず、
中期レジスタンスがまだ意識されている可能性があります。
爆発ポイントの426万円を超えれるか、近付くことも出来ずに夜になった場合は要注意です。
まとめ
ビットコインの6月3日の動きは、下げが限定的となり、上に押し出されるような形のしっかりした動きとなりました。
ただ、その月の動きが本格化するのは本日以降になることが多いため、
まだ6月が安全なのか危険なのかの判断は出来ません。
再び390万円を下回ってくるようなら、大きな下げが発生する可能性があり注意が必要です。