ビットコインの12月14日の動きは、一時売られる場面もあったものの概ね通常通りの動きで横ばい推移となりました。
来週には『チャレンジング』と発言している日銀決定会合があり、
動向次第では過剰流動性が終焉し、暴落の危険性も考えられます。
ビットコインの12月25日の概況について解説します。
(この記事は12月15日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値と値動きの予想を紹介しています。)
横ばい推移!12月14日午前7時からの動き
12月14日午前7時、615万円で推移していたビットコイン、この日も波に乗れません。
日本時間から上値は限られ、607-610万円の推移、
午後10時には米経済指標の発表後に595万円へと下落、短期サポートにかすります。
ただ、この動きはすぐに是正され、NY時間はしっかりで、午前7時現在は611万円で推移する展開です。
動きとして横ばいの動きに終始しました。
来週は日銀決定会合が開催!無傷では済まない?!
FOMCも終わり、来週は日銀決定会合へと移ります。
今更感の漂うタイミングですが、日銀総裁は『今年から来年にかけてはチャレンジング』という金融緩和解除を示唆しており、
この突拍子もない動向に世界が注目しています。
今回は横ばいだとしても、その後の会見で意図を確認されるため、
過剰流動性相場が世界から完全に潰えることになり、ビットコインにも売りが波及する可能性があります。
来週から来年にかけての大きな下落相場の発生原因になるかもしれません。
ビットフライヤーのSFD比率は6.2%と、動きと依然として加熱気味です。
本日のサポート&レジスタンス
本日のサポートは、595万円の位置に短期サポートが残る状態です。
この水準を下回ると再び大きな下落へと発展するため注意しましょう。
レジスタンスは626万円の位置で、こちらにもブレイクのチャンスはあります。
週末で薄商いの中、やや上昇か下落のレンジ相場が発生するかもしれません。
まとめ
ビットコインは610万円付近の横ばい推移へと移行しています。
相場を動かす燃料となりそうなのが、来週発表の日銀決定会合で、
過剰流動性相場の終焉から大きく売られるかもしれません。
大幅下落に注意しましょう。