ビットコインの週末相場は、綺麗なもみ合いの展開となりました。
下値が硬いように見えますが、上値の天井は段々と下がってきていますので、
今週か来週には3万ドルを下限としたレンジ相場が終了し、次のステージに行く公算が強まっています。
ビットコインの7月19日の概況について解説します。
(この記事は7月19日午前7時の情報で書き、短期間のスイングトレードで有効となる数値を紹介しています。)
7月16日午前7時からの動き
7月16日午前7時、348万円で推移していたビットコイン、午後8時には342万円まで下落するも、
17日午前1時には355万円に戻し、午前7時には再び343万円まで下落します。
18日午前10時には再び357万円まで上昇するも、小さなレンジで上値が抑え込まれており、
19日午前7時現在は348万円となり、結局元の水準に戻っています。
ただし、7月16日の木曜日点の365万円の上値が、現在は355万円付近になり、
徐々に天井が下がってきています。
今週ついにレンジ相場を脱するか?!
暴落以降、3万ドル〜4.2万ドルのレンジ相場がつづいていましたが、
今週から来週にかけてついに下値を明確にブレイクしそうです。
7月16日の記事で書いた通り、本日からGBCTのロック解除が行われます。
参考: 【7月15日概況】ビットコインのXデーが7月18日と判明!現在の動きはGBTCロック解除を睨む?!・・・https://bitcoin-valley.com/news/btcmarket-91/
即座にGBCTに売りが出るとは限りませんが、売り切ったとわからないと買い手が様子を見るため、
売りが出ても出なくても、負のエネルギーに作用します。
加えて、テクニカルは悪く、19日以降は4月から毎月のように一度は大きな下げが発生しています。
過去のレンジ相場では2ヶ月程度でレンジは終わっているため、今回もそろそろ終わる時期です。
買い手がフリーズしているため、下値ブレイクを回避するためには、
何かポジティブサプライズが必要になるでしょう。
ビットコインの上昇を終わらせたくない大量保有者が、こういう時に相場操縦の発言をしてくるかもしれません。
今日のサポート&レジスタンス
今日のサポートは、340万円の位置に短期&中期サポートがあります。
先ずはここを下回らないことが買い手にとって重要です。
レジスタンスは日曜日に一度短期レジスタンスをブレイクしたのですが、
358万円の位置に再び発生しています。
ここをブレイクすると、一服できる可能性があるでしょう。
動きが出る本番は7月19日午後10時以降になりそうです。
まとめ
2ヶ月間続いたレンジ相場、今週はいよいよ下値をブレイクし、次のステージに向かいそうな気配が高まってきました。
回避するには、ポジティブサプライズのニュースが不可欠となりそうです。
本日から来週にかけて、特に注意が必要な相場が続きます。