コインベース、BUSDの取引中止へ
要点
・大手仮想通貨取引所のコインベースがBUSDの取引中止を発表
・上記の理由は「コインベースはリスティングの基準」とされている
仮想通貨取引所のコインベースは27日、
ステーブルコインBUSDの取引中止を
発表しました。
米時間3月13日に実施する予定です。
対応中止に関しては、
コインベースはリスティングの基準を
理由としています。
BUSDには、
2月13日に米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)が
発行企業である米Paxosに対して
新規発行停止を命じた背景があります。
BUSDはバイナンスとPaxosとの提携で
実現したステーブルコインですが、
新規発行が停止していることを受けて、
バイナンスは米ドル以外の
ステーブルコインの可能性を探っています。
■ネットの反応
大手取引所の取引縮小のニュースに投資家の間では動揺が走っています。
米国世論調査「金融システムには大きな変革が必要」
要点
・仮想通貨取引所のコインベースが実施した世論調査の結果が発表
・「米国人の大多数が現行の金融システムに不満があり、大きな変化を求めている」ことが明らかに
コインベースは27日、
米国人を対象とした世論調査結果を発表しました。
大多数が現行の金融システムに不満を抱いており、
大きな変化を求めていることが明らかになりました。
コインベース公式ツイッターは以下のようにツイートしています。
「ほとんどの米国人が、金融システムは更新が必要だいうことに同感。
最新のモーニンング・コンサルトの調査で、システムに対する不満は高いが、
仮想通貨に対し楽観的だということが明らかになった。
仮想通貨は米国人のために金融システムを近代化させることができるのか?
我々はそう考える」
コインベースの委託により、
データインテリジェンス企業モーニング・コンサルト社が、
世界の金融システムに対する認識と仮想通貨の役割についての見方を調査したものです。
対象となったのは一般の米国成人2,202人で、調査は2023年2月10日から5日間実施されました。
そもそも米国人は現在の金融システムを更新する必要があると考えているようです。
調査によると、80%の米国人が
「世界の金融システムは、強力な利害関係者を不当に優遇している」と回答。
67%が金融システムには大きな改革や全面的な見直しが必要だと考えており、
改革が必要ないと答えたのは4%に過ぎませんでした。
今回の記事のまとめ
■『コインベース、BUSDの取引中止へ』について
・大手仮想通貨取引所のコインベースがBUSDの取引中止を発表
・上記の理由は「コインベースはリスティングの基準」とされている
■『米国世論調査「金融システムには大きな変革が必要」』について
・仮想通貨取引所のコインベースが実施した世論調査の結果が発表
・「米国人の大多数が現行の金融システムに不満があり、大きな変化を求めている」ことが明らかに
ビットコイン価格はやや下げて318万円台になっています。
週間のチャートを見てもあまりよくない形かも知れません。