ビットコイン初期投資家で知られるマックス・カイザー氏は5日、Twitter上で発言。
それによると、ビットコインは今週中に160万円(1万5000ドル)を越えるとのことです。
要点
ビットコインが今週中に160万円をこえる?
I’m sensing #Bitcoin will cross $15,000 this week. Confidence in central governments, central banks, and centralized, fiat money is at a multi-decade low.
— Max Keiser, tweet poet. (@maxkeiser) August 3, 2019
私は感じていますビットコイン今週は$ 15,000を超えます。中央政府、中央銀行、中央集権化された法定通貨に対する信頼は、数十年ぶりの低水準にあります。
ビットコインを初期から投資していることで知られるカイザー氏はツイッター上で上記のように発言。
ビットコインが今週中にも160万円(1万5000ドル=108円計算でおよそ160万円)をこえると強気の見解を述べました。
同氏のいう1万5000ドルは今年の年初来高値であり、つまりビットコインは今週中に年初来高値を更新するということです。
ビットコインドル 日足 6月~
カイザー氏の指摘はいうことえ一見無謀ですが、日足チャートのビットコインはかなり強い形状にあり、今週の相場動向は要注目となりそうです。
不安定な金融市場の動向に注目
カイザー氏は上昇の理由として法定通貨の信頼が失われていると指摘しています。
本日は中国の人民元が対ドルで10年ぶりに7ドル台へ。
これは人民元がドルに対して下落したことを意味します。
また、日銀はこれを受けて緊急会合を実施。
このような為替市場の混乱がビットコインへの資金流入を引き起こしているという指摘も多いです。
本日もお伝えしましたが、先週から米利下げ、米中貿易戦争の悪化により、世界経済後退懸念が強まっています。
今週はこの混乱が続けば、ビットコインはさらに価格が上昇する可能性があるので、引き続き既存の金融市場の動向に注目でしょう。
特に、人民元に関してはこれまで価格が下落した際は政府が介入し価格を上昇させてきたので、人民元の価格にも注目した方がよいかもしれません。
まとめ
ビットコインを初期から投資していたことで知られるカイザー氏は5日、Twitter上で発言。
そこで同氏はビットコインが今週中に1万5000ドルを超えると発言し、メディアでは話題となっています。
また、カイザー氏が指摘するのが為替市場の混乱。
先週から米利下げや米中貿易戦争の悪化、それに伴い世界経済後退懸念が強まっているので、引き続き仮想通貨市場の動向と併せて、既存の金融市場の動向にも注目したい場面です。