エルサルバドルの「ビットコイン・シティ」構想、火山熱100%利用と判明
要点
・エルサルバドルで建設中の仮想通貨特区「ビットコインシティ」、火山熱を100%利用したマイニングを発表
・ブケレ大統領は「クリーンで安価な再生可能エネルギー」供給が可能になると熱弁
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は9日、
建設中のBTC推進特区「ビットコイン・シティ」の消費電力は、
100%火山由来の地熱発電で補うと発表しました。
ブケレ大統領は6月に発表した火山に加え、
新たに3つの火山から地熱発電の提供を
現在用意していると説明しました。
地熱発電は再生可能エネルギーとされており、
国連の掲げる持続可能な開発目標
(SDGs)に沿った電力源の一種です。
既にエルサルバドルでは、
国家電力の1,000GW(1GW = 1,000MW)が
火山の地熱発電から供給されており、
今後も増加する予定の地熱発電から
余剰電力が発生した場合には、
ビットコインマイニングに充てる計画を明かしています。
同国における地熱発電は国営企業であるLaGeo社が担当。
既に2ヵ所の地熱発電所を運営中です。
ブケレ大統領は開発が最も進んでいる拠点の一つでは
最大95MWの
「クリーンで安価な再生可能エネルギー」供給が
可能となり得るとしました。
■ネットの反応
火山熱で100%まかなうビットコインマイニング計画は
世界初の事例となりそうです。
ビットコイン強気派のビル・ミラー氏、自身のポートフォリオの仮想通貨比率を50%に拡大
要点
・米国の著名投資家であるビル・ミラー氏が、個人ポートフォリオの50%を仮想通貨で占有していると発表
・政府がビットコイン供給量に干渉できない点など、ビットコインの優位性を強調
米国の著名投資家ビル・ミラー氏は7日、
自身のポートフォリオの50%を仮想通貨
ビットコインや関連企業の株式として
保有していることを明かしました。
ミラー氏は投資顧問会社
「Miller Value Partner」の創設者権CIOです。
1991年から2005年にかけて、
米国の主要株価指数S&P500を
15年連続で上回る投資パフォーマンスを記録するなど、
40年近い投資経歴を持つ著名投資家です。
今回のインタビューでは、
同氏はBTC価格が2〜3万円台だった2014年から
ビットコインへの投資を開始したとコメント。
5万円台でも再び購入したものの、
その後は一時期ビットコインの強気(ブル)派としてではなく、
黎明期の印刷機や自動車、
インターネットのような新興技術の観測者として
動向を見守っていたと説明しました。
しかし、ビットコインの利用率が上昇している点や、
政府がビットコイン供給量に干渉できない点を評価。
デジタル・ゴールドとして、
「万が一」の時の保険に例え、
ビットコインの優位性を説きました。
今回の記事のまとめ
■『エルサルバドルの「ビットコイン・シティ」構想、火山熱100%利用と判明』について
・エルサルバドルで建設中の仮想通貨特区「ビットコインシティ」、火山熱を100%利用したマイニングを発表
・ブケレ大統領は「クリーンで安価な再生可能エネルギー」供給が可能になると熱弁
■『ビットコイン強気派のビル・ミラー氏、自身のポートフォリオの仮想通貨比率を50%に拡大 』について
・米国の著名投資家であるビル・ミラー氏が、個人ポートフォリオの50%を仮想通貨で占有していると発表
・政府がビットコイン供給量に干渉できない点など、ビットコインの優位性を強調
本日のビットコイン価格は、前日比+2.36 %の490万円台です。
この調子なら、明日には500万円台に達しているかも知れません。