エルサルバドル、ビットコインを法定通貨に!大統領が世界初の法案提出へ
要点
・中米エルサルバドルのブケレ大統領は、ビットコインを法定通貨にする意向を示した
・近く国会に世界初となる法案を提出する
中米エルサルバドルのブケレ大統領は
ビットコインを法定通貨にする意志を表明しました。
来週の国会にて法案を提出すると明言していますが
実現すれば世界初の事例となります。
また、大統領は
「非公式に就労する多くの人々の金融包摂につながる」
とも語っています。
ブケレ大統領によると、
エルサルバドル国民の約7割は銀行口座を持っていない模様です。
口座があっても送金には高額の手数料が必要になります。
そこでビットコインを用いれば、
携帯電話などを通じて手軽に送金ができるようになります。
法定通貨にすることでそうした流れが強まる可能性があるとの
見方があります。
ブケレ大統領はツイッターの投稿にて
ビットコインの資産価値は6800億ドル(約75兆円)に相当すると指摘。
「このうち1%がエルサルバドルに投資されれば
GDPを25%押し上げる」
との期待を示しました。
■ネットの反応
ネットの投資家たちの反応はまさに賛否両論の様相を呈しています。
マイクロストラテジー、BTCの更なる買い増し計画を告知
要点
・マイクロストラテジー社が再びBTCの大規模買い増しを発表
・数億ドル相当もの買い増しは、2月以来となる
ビットコインの大量保有企業として知られる
マイクロストラテジー社は7日、
4億ドル相当のビットコインの
追加購入を行う計画を発表しました。
同社が直近でビットコインを購入したのは
1500万ドル相当の現金で271BTCを購入した5月中旬です。
資金調達を行なって巨額購入に動くのは、
2月23日の1000億円規模以来となります。
現時点での保有総数は92,079BTC。
総額の平均取得単価は約24,400ドル(267万円)です。
今回の記事のまとめ
■『エルサルバドル、ビットコインを法定通貨に!大統領が世界初の法案提出へ』について
・中米エルサルバドルの大統領がビットコインを法定通貨にすると明言
・来週の国会で法案が通れば、世界初の事例となる
■『マイクロストラテジー、BTCの更なる買い増し計画を告知』について
・BTC大量保有企業であるマイクロストラテジー社がBTCの買い増しを予告
・今回は4億ドル相当のビットコインを購入する予定とのこと
人口660万人のエルサルバドルが思い切った法案提出に踏み切りました。
国の規模こそは小さいものの、世界で初めてビットコインを法定通貨に採用した国が
生まれれば、BTC市場にも少なからぬ波紋を与えるでしょう。
来週法案提出とのことですが、そのタイミングで
ビットコイン価格が動くかも知れません。