イーロン・マスク氏の煽りツイートでビットコインが再び急落
要点
・イーロン・マスク氏がビットコインと破局を示す割れたハートの絵文字をツイート
・案の定、その後BTC相場は急落
本日のビットコイン相場は、イーロン・マスク氏の
煽りツイートによって何度目かの急落を迎えました。
テスラCEOであるイーロン・マスク氏は
4日に自身のツイッターで
「ビットコインと破局を示すひび割れたハートの絵文字」
をツイート。
さらに米ロックバンド「リンキン・パーク」の
「in the end」の歌詞を引用し、
「どうでもいい」「あきらめた」などの趣旨の表現をしました。
このツイートの直後にビットコインの価格は
一時、20万円ほど急降下。
投資家たちから落胆と非難の声が飛んで
市場は大混乱状態になっています。
■ネットの反応
600万円台だったビットコインが暴落したのは
イーロン・マスク氏のツイートがきっかけでしたが、
ここにきても尚、市場はイーロン氏ひとりのツイートに
振り回されているようです。
ビットフライヤーUSA、米国在住トレーダーにBTCと日本円ペアの提供を開始
要点
・仮想通貨取引所ビットフライヤーUSAは、米国向けに日本円市場にアクセス可能なシステムを提供
・米ドル市場と日本円市場をビットコインがより密接にするためにとのこと
日本の仮想通貨取引所ビットフライヤーの
子会社ビットフライヤーUSAは
「米国在住のトレーダーに
ビットコインと日本円とのペアへの
アクセスを提供する」
と発表しました。
ビットフライヤーUSAは、
「日本市場はビットコインエコシステムにおいて、
米ドル市場に次いで2番目に大きい市場だが
歴史的に、日本市場へのアクセスは規制による制約を受けており、
価格に大きなギャップが生じ、
世界のほかの地域から孤立したエコシステムが形成されていた」
と指摘しています。
今回、米国のトレーダーが
日本円市場にアクセスできるようすることで、
上記のようなギャップを解消し、
「ビットフライヤーが日本市場を
より広い仮想通貨エコシステムに
接続するためのゲートウェイとなる」
「米国居住者にBTC/JPY市場へのアクセスを開放することで、
2つの仮想通貨市場をより密接に接続させることができる。
ビットコインは、2つの金融システム間の接着剤として
機能することができる。
これは、より広い採用への道におけるエキサイティングな1歩だ」
といったことを目指すのだそうです。
今回の記事のまとめ
■『イーロン・マスク氏の煽りツイートでビットコインが再び急落』について
・イーロン・マスク氏が今年何度目かのビットコインネガティブ煽りツイートを発信
・案の定、430万円台のBTCがその影響で400万円台にまで急落
■『ビットフライヤーUSA、米国在住トレーダーにBTCと日本円ペアの提供を開始 』について
・仮想通貨取引所ビットフライヤーUSAは、米国向けに日本円市場にアクセス可能なシステムを提供
・日本市場と米ドル市場の垣根をなくし、より広く通貨を流通させることを目標としている
ビットコインが徐々に回復しているタイミングで、再び
イーロン・マスク砲が放たれてしまいました。
ビットコインのボラティリティの中で言えば一時期ほど大規模急落では
なかったものの、イーロン氏の意図するところは
本人以外誰もわかりません。
彼一人の気まぐれなツイートに振り回されない市場になるのは
いつになるのでしょうか。