2月5日、仮想通貨で決済をすることができる旅行サイトTravelbyBitが大手ホテル予約サイトExpediaと提携したことを発表しました。
海外旅行をよく利用される方ならほとんどが知っているであろうExpediaで、仮想通貨が使われるようになることは世界で仮想通貨が一気に広まる可能性を示しています。
仮想通貨に根付いている胡散臭いイメージを払拭し、一般投資家を引き込める機会になるのではないかと世界から注目されています。
大手ホテル予約サイトExpediaでビットコイン還元を実施
大手ホテル予約サイトExpediaが、仮想通貨が利用できる旅行サイトTravelbyBitと提携したことが5日に発表されました。
ExpediaはBooking.comに次ぐホテル予約サイトであり、今まで仮想通貨に関心がなかったユーザーに認知される大きなきっかけになるのではないかと考えられています。
しかも、決済で仮想通貨が利用できるようになるだけではなく、仮想通貨による決済をした場合、決済額の最大10%をビットコインで還元するとのことです。
ホテル宿泊費は非常に高くつくので、10%の還元は利用者にとって大きなメリットになることでしょう。
Expediaは海外ユーザーが非常に多いサイトなので、これを機に仮想通貨を購入するユーザーが続出するのではないでしょうか。
実際に、TravelbyBitのCEOも仮想通貨の普及に繋がるとコメントしており、今後の展開に期待が持てますね。
60万軒以上のホテルで利用可能に
Expediaと提携したことにより、60万軒以上のホテルで仮想通貨による決済ができるようになります。
日本の宿泊施設の総数は、旅館も含めると約5万軒です。
そう考えると、どれだけ多くの施設で仮想通貨が利用されるようになるのか一目瞭然ですね。
日本で宿泊する際にも有用か
仮想通貨決済が可能になる60万軒の宿泊施設の中には、もちろん日本のホテルも含まれています。
そこで、普通に予約するよりもExpediaを通して仮想通貨決済することによって、お得に宿泊ができるのではないかと噂になっています。
Expediaはホテルの予約の仲介役になる代わりとして、ホテル側から宿泊代金の一部をコミッション料として徴収するシステムになっています。
なので、大抵のホテルは通常の宿泊料金に、コミッション料分を上乗せしてExpediaに掲載しています。
しかし、一部のホテルでは、インバウンドのお客獲得を目的としてコミッション料を上乗せせずに通常料金で掲載している店舗も存在しています。
その場合、仮想通貨決済でビットコインを還元してもらうことによって、直接予約するよりも割安で予約できる可能性が浮上しています。
もしこの方法が実用的であれば、日本中の企業が出張先を仮想通貨で支払う可能性も出てくるので、かなりの期待ができるでしょう。
とは言え、現在は東京オリンピックの影響でホテルの予約の需要が急増しており、高めに設定している宿泊施設が増えてきていますので、実用的になるのはかなり先のことになるかもしれません。
まとめ
2月5日に大手ホテル予約サイトのExpediaがTravelbyBitと提携したことによって、世界中の宿泊施設約60万軒で、仮想通貨支払いができるようになることが判明しました。
尚、ただ仮想通貨による決済ができるだけではなく、決済額の最大10%がビットコインで還元されるサービスも実施されるので、一般人が仮想通貨を利用し始める大きなきっかけになるのではないかと言われています。
Expediaでは日本の宿泊施設も予約することが可能なので、この還元サービスをうまく利用することができれば、国内旅行もお得に済ませることができるかもしれません。
まだ詳しいサービスの発表はされていませんが、世界に仮想通貨が普及する良い機会になることでしょう。