中国の仮想通貨事情に詳しいドビー・ワン氏は27日、Twitterに最新のポストを投稿。
それによると、仮想通貨詐欺で最大といわれる「プラストークン」が今回の急落に関わっているかもしれないとのことです。
要点
今回の急落は中国詐欺グループの「クジラ」だった?
https://twitter.com/DoveyWan/status/1199541888300118017
IMO PlusTokenは、4月からYTDまでの強気と弱気の両方の主力です。ここで公開できること1. 2019年2月5日のPlusTokenオンランプが3月と4月2日に大幅に上昇しました。 6/25に.. BTCは1日後にクラッシュしました
仮想通貨データ調査会社Ergoによると、100万円からの一連の下落の要因になったのは中国の詐欺グループ「プラストークン」だったと指摘。
これに関し、中国の仮想通貨事情に詳しいドビー・ワン氏も同意し、それを指摘しました。
プラストークンは18年半ばから始まった詐欺サービスで、被害総額は2900億円とか仮想通貨詐欺では史上最大の規模です。
反抗メンバーの一部は捕まっているものの、被害にあった資金は回収できておらす、残った反抗メンバーが回収したBTCを換金売りしているとの指摘が一部からされています。
また、実際に換金売りされた報告もされており、今年の8月に取引所へ大量のBTCを移動を確認した際は、翌日に大幅に価格が下落したとのこと。
Ergoはこれらを中国の巨大な「クジラ」と呼んでおり、今回の一連の下落もこの詐欺クジラが関与していた可能性が高いとのことです。
今後も詐欺クジラの売り圧力に警戒か
また、ドビー・ワン氏によると、今後この詐欺クジラによる売り圧力は最大で2カ月程度続く可能性があるとのこと。
同氏は今年8月の時点でもプラストークンについて言及しており、今年7月に記録したビットコイン140万円の高値以降の下落も、プラストークンの売りが関わっていたと指摘しています。
ワン氏の指摘が正しければ、弱気相場はもうしばらく続く可能性があるので、このことを念頭におきつつ相場動向を追っていきたいものです。
まとめ
仮想通貨データ調査会社Ergoによると、100万円からの一連の下落の要因になったのは中国の詐欺グループ「プラストークン」だったと指摘。
中国の仮想通貨事情に詳しいドビー・ワン氏もこれに同意しており、今後この売り圧力は最大で2カ月程度続く可能性があるとのことです。
もちろん、これらの指摘が完全に正しいとは限りませんが、正しければ今後最大で2カ月程度上値が重い展開が続く可能性があるので、このことを頭に入れて相場動向を追っていきたいものです。