リップル社CEO、ブラッド・ガーリングハウス氏は17日、7個に渡る異例の長文ツイートをしました。
フェイスブックリブラや、ムニューシン財務長官との面談について述べました。
要点
ガーリングハウス氏が異例の長文ツイート
Just watched @stevenmnuchin1’s press conference on regulating crypto and have personally spoken to him on this topic. I’ve also been ruminating on @realdonaldtrump’s tweets on crypto last week. (1/7)
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) July 15, 2019
ちょうどムニューシン氏の暗号の規制に関する記者会見を見て、個人的にこのトピックについて彼に話しました。私はまた、トランプ大統領の先週の暗号に関するツイートに対しても非難しています。
ガーリングハウス氏によれば、ムニューシン氏が先週おこなった仮想通貨批判をみて、その後ムニューシン氏に直接話したとのこと。
それによると、仮想通貨が法定通貨をおびやかすことはないとして、ムニューシン氏の発言を否定しました。
さらに、ガーリングハウス氏はフェイスブック「リブラ」に関しては、ムニューシン氏、およびトランプ大統領の意見に賛成。
規制当局と協力していくべきとのスタンスを示しました。
これは、同氏が以前から述べていることで、リップルに関しても規制当局との協力の重要性を度々メディアで発言しています。
高まる「リブラ」議論・仮想通貨全体にとってはポジティブ?
先週、トランプ大統領はリブラおよび仮想通貨に関する批判を突如ツイート。
米国ではリブラに関する公聴会が開かれ、その議論が急速に高まっています。
また、現段階では米国政府要人、業界関係者たちはリブラに関して良い印象を持っていないようです。
しかし、米国の大統領や財務省長官といった要人を巻き込んで議論が起こるのは、これまでにみられなかった動きです。
少しネガティブな方向ではありますが「仮想通貨の認知を高める」という意味では、やはりフェイスブック「リブラ」は大きな役割を果たしそうです。
今後はリブラに関してどのような規制が実施されていくのか、そしてリブラが発行されたときどのような使われ方をするのかは仮想通貨市場全体にとって大きな材料となりそうなので注目です。
まとめ
リップル社ガーリングハウス氏は17日、7個に渡る異例の長文をツイート。
フェイスブック「リブラ」に関しての規制の重要性やムニューシン財務長官、トランプ大統領の一連のコメントを否定しました。
現在はフェイスブック関連の報道が話題になっているので、もうしばらくの間はその動向を注視していきたいものです。