来週にも、スイスの大手証券取引所SIXに仮想通貨ETP（上場投資商品）が上場されることが発表されました。
上場投資商品が公に証券取引所に上場するのは初の事例であり、今後の展開が注目されています。
要点
仮想通貨ETPがスイス大手証券取引所に上場
Very happy to share what we've been working on for so long. @AmunAG is launching the world's first listed crypto basket ETP! Listing on SIX Swiss Stock Exchange this week.https://t.co/dKKgSU15eq
— Hany Rashwan (@hany) November 17, 2018
非常に我々は長い間取り組んできたものを共有して幸せ。
世界最初の仮想通貨バスケットを記載されて起動している!今週スイス証券取引所「SIX」に上場。
今回、スイスの大手証券取引所「SIX」に上場されるのは、「Amun Crypto Basket Index (HODL5)」というETPでAmun社が提供元になっています。
このETPはビットコイン、リップル、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの5種類の通貨に基づき価格が算出されるとのこと。
それぞれの通貨の比率はBTC（48.69％）、XRP（25．72％）、ETH（17.6％）、BCH（5.11％）、LTC(2.88%)となっています。
つまり、「Amun Crypto Basket Index (HODL5)」さえ買えば、投資家は仮想通貨取引所に投資しなくても、主要な仮想通貨に投資できる商品です。
さらに、今回の注目ポイントはこのような一国の大手証券取引所にETPが上場するのは世界で初めての事例ということです。
今後、このような動きが世界各国に広がっていけば、間違いなく、仮想通貨市場に資金が流入することになります。
SIXは1日の取引高が180兆円もある超巨大な証券取引所です。
年末に続々と控えている相場の上昇材料
今週は仮想通貨市場の暴落により、投資家のセンチメントもかなり悪化していることが考えられますが、12月からはBakktの先物サービス開始、年末にビットコインETF可否判断、そして年明けにFidelityのサービス開始と、市場に資金が流入するイベントが多く控えています。
今回のスイスのETP上場もレベル的には、上記に挙げた材料と匹敵するくらい大きい強気材料です。
現在は、下落傾向にある相場ですが、ETPの取引が始まる来週、そして12月からは相場が再び回復していく可能性もあるので、相場の底を見極めつつ動向を注視していきたいところですね。
まとめ
SIXに上場されるETPに関しては、来週に上場されるので、まずは相場に変化があるか注目でしょう。
ビットコインは本日心理的節目5000ドルを割り込みましたが、4400ドル以上を維持できれば、上記に挙げた材料をもとに相場が上昇していく可能性もあるので注目したいところです。
センチメントはかなり悪化していますが、12月に入れば相場が回復する可能性もまだあるので、価格の上昇に期待したいところですね。
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