今週、長らく揉み合いを続けていた仮想通貨市場ですが、昨日ビットコインは8000ドルを復帰しました。
直近の相場動向をまとめました。
要点
ビットコインが8000ドル復帰!焦点は再び90万円へ
ビットコインは今週、揉み合いを続けていましたが、昨日久しぶりに8000ドルを回復しました。
ビットコインドル 1時間足 5月~
このまま8000ドルを維持することができれば、再び8400ドルへの攻防となりそうです。
また、仮に8400ドルを突破することができれば、年初来高値更新相場が戻ってくる可能性もあります。
8400ドルは対円で90万円近辺になりますが、中長期的にみれば重要な価格帯となっており、先月から専門家が注目するサポート・レジスタンスとして機能しています。
コインマーケットキャップ 市場全体の時価総額
また、ビットコインだけでなく、市場全体の時価総額でみても、昨日の上昇で直近1週間のレンジを突破。
特に、ライトコインは半減期が近づいていることもあり、単独で年初来高値を更新しています。
ビットコイン、アルトコインともに好調な推移で、このまま堅調な推移が継続するか注目でしょう。
今後のシナリオはどうなる?
ただ、ビットコインに関しては、現在チャート形状的にどちらの上昇・揉み合いどちらのシナリオも考えられ難しい状況が続いています。
下落して直近の安値を更新するのは、可能性は低いでしょうが、もう一段下のレンジへ移行するシナリオもまだ残されているでしょう。
上昇する場合は、上記で説明した8400ドルのレジスタンスから、年初来高値となっている9000ドルの突破に注目。
また、この価格帯までの上昇ならまだ十分に可能性は残されていそうです。
専門家が注目しているのは、少し中長期的な話にはなりますが、7500ドルという直近の安値から1万ドルのレンジ。
現在は調整の動きに入っているので、今後しばらくはこの価格帯で上下する相場が続くといった見方が優勢でしょう。
ただ、再び突然の垂直上げで再び高騰が続く相場が訪れる可能性も0ではありません。
現在はボラティリティー(変動率)がおさまってきているので、次に大きく動いた際(ボラティリティーが回復した際)、どちらに動くか注目となりそうです。
まとめ
今週、揉み合いを続けていた仮想通貨市場は昨日久しぶりに直近の高値を更新。
ビットコインに関しては、8400ドルという重要な価格帯へトライする形となっているので、数日間相場動向は注目となるかもしれません。
年初来高値更新はないものの、全体として良好な状態が続いているといえるので、このまま価格が上昇していくのに期待したいところです。