昨日、短時間で急落したビットコインですが、20日の日付が変わったあたりから今度は急騰しています。
短期的な相場動向をまとめました。
要点
ビットコイン今度は急騰で全戻しへ
昨日もお伝えした通り、ビットコインは19日12時ごろから価格が急落。
値幅にして5万円ほど急落しました。
しかし、20日の日付が変わってすぐに今度は急騰、急落する前の価格に全戻しする展開となっています。
ビットコイン円5分足 19日急落から
20日朝の時点では、かなり値動きが激しい展開となっているので、引き続き相場動向には警戒したいものです。
また、昨日の急落でチャート形状はかなり悪化していましたが、この反騰が続けば、それが「騙し」となり強気サインになる可能性もあります。
騙し・・・チャート上で一時的にある方向に動いた後、今度は逆行する現象のこと。「仕掛け売り(買い)」とも呼ばれ、投資家のポジションを切らせて、大口投資家が安い値段(高い値段)で買うといわれている。
ただ、反騰が続かなければ、再びレンジ相場になるシナリオも考えられるでしょう。
アルトコイン動向にも引き続き注目
なお、本稿執筆時点でのビットコインドミナンスは67%台で推移。
ビットコインが回復したことにより、再びアルトコインの価格が上昇するのかにも注目したい場面です。
特に、直近ではイーサリアムが強く、ここからさらに上昇すればレンジを一段引き上げる可能性がある重要な局面にさしかかっています。
イーサリアムドル 日足
直近ではこれまでのレジスタンスであった220ドルから230ドルを試す形に。
一端の利確ポイントとして売られる可能性もありますが、仮にここから価格が上昇すれば、チャート形状はかなり改善するので注目です。
まとめ
ビットコインは19日、値幅にして5万円ほどの急落をみせました。
しかし、日付が変わって20日にすぐ、今度は急騰し110万円台を回復、荒々しい値動きが続いています。
通常、このような動きは「騙し」と呼ばれ、安値圏からの急反発は強気シグナルともなるので注目。
また、アルトコインに関しては、直近でイーサリアムが強く重要局面に。
ビットコイン、アルトコインともにここから価格が動くチャートになってきているので、週末も相場動向は見逃せないかもしれません。