週明け、軟調な展開でスタートしたビットコインですが、夜になり価格が上昇。
アルトコインも連れ高となっており、仮想通貨市場が全面高の展開となっています。
要点
ビットコインは値幅にして5万円をこえる上昇
週明け、直近の安値である83万円にせまるとこまで下落していたビットコインですが、7日の15時過ぎから価格が上昇。
15時というのは、ヨーロッパ市場からニューヨーク市場に続く時間帯でもあるので、海外勢から買いが入ったとも推測できます。
ビットコイン円 過去24時間
それにより、ビットコインは再び90万円ほうこうへ上昇。
8日深夜の時点では89万円まで急上昇しています。
直近では価格が揉み合っていたため、このボラティリティーでレンジブレイクを果たせるか注目です。
アルトコインも上昇で仮想通貨市場全面高
また、直近ではアルトコインの価格も急上昇しており、仮想通貨市場が全面高の展開になっています。
コインマーケットキャップ 過去24時間
時価総額上位の中で最も上昇が目立つのがリップルで本稿執筆時点でおよそ7%上昇。
ビットコインドミナンスは66%台まで低下していることから、アルトコインに資金流入が起きていることがわかります。
このように、7日からの上昇はビットコイン単独ではなく、仮想通貨市場全体に資金流入していることが明らかに。
そのため、市場全体を通してポジティブな兆候といえるので、今後の動向にも注目となるでしょう。
なお、上昇要因についてはこれから出てくると思いますが、金融市場では米中貿易協議が一部で合意されるとの報道が出たようで(フェイクニュースの可能性もあり)、ダウやドル円も続伸しています。
もしかすると、このところ続いていたリスクオフムードが払拭され、仮想通貨市場にも資金が流入したとも考察できます。
上昇した理由については、引き続き本日の報道に注目でしょう。
まとめ
週明け、軟調な展開から始まった仮想通貨市場ですが、7日から反発。
現在は90万円にちかづいており、今後この上昇が続くか注目です。
上昇に関しては200日移動平均線が90万円に位置しているため、そこを超えるかがひとまずの注目となりそうです。