ビットコインおよび仮想通貨市場は軟調な展開が継続しています。
直近のビットコイン動向をまとめました。
要点
ビットコインは87万円でさげどまり
ビットコインは週明けに大幅下落し、直近の安値を更新。
その後も連続で続落しており、現在の安値はおよそ87万円になっています。
ビットコイン円 5分足 18日~
今のところ、19日と20日に安値をつけて以降は下げ止まっている展開となっているため、ここから反発できるかに注目したいところ。
まだ安値圏ではありますが、このまま揉み合いが続けばいったん反発する可能性も出てくるでしょう。
反対に、サポートされている87万円を明確に割り込んでくるようだと、80万円前半まで下落する可能性があるので、注目の価格帯となりそうです。
材料にかける仮想通貨市場
直近では、ビットワイズのビットコインETFが再審査されるという報道がはいってきていますが、価格が動く材料としてはパッとしない様子。
このように、直近の下落は、材料があまりなくダラダラと下がってきているので、この先の動向は読みずらいところです。
昨年の今頃は、価格は下落しましたがビットコインキャッシュの「ハッシュウォー」という価格が動く強い材料がありました。
ハッシュウォー・・・ビットコインキャッシュの二つの派閥の争い。結局、ABC派とSV派に分裂し、2018年11月にビットコインキャッシュSVが誕生した。
価格下落はなるべくして欲しくないですが、悪材料が出尽くさないと、上昇トレンドへ転換できないのも相場の基本。
これからいよいよ価格がよく動いた年末相場が焦点になってきますが、価格が大きく動く材料が欲しい場面ではありますので、引き続き関連する報道はチェックしていきたいものです。
まとめ
週明け、大幅に下落した仮想通貨市場ですが、週半ばも軟調な展開に。
しかし、ビットコインは短期的に87万円でさげどまっているため、数日間はここから反発できるかに注目。
反対に、87万円を明確に割り込んでくるようだと、今後は80万円前半まで下落するおそれがあるので、しばらくのあいだ「87万円」は注目の価格帯になるかもしれません。