週末、ビットコインは年初来高値を更新し、堅調な推移が続いています。
今週の仮想通貨市場の注目価格・ポイントをまとめました。
要点
ビットコイン「110万円」が最大の注目ポイントに
週末、ビットコインは年初来高値を更新し、市場全体の時価総額の推移も好調です。
詳しくは下記の記事で昨日まとめてあるので、参考にしてください。
また、ビットコインは現在、1万ドル=110万円という大きな節目を目前にしています。
なので、今週は110万円近辺での攻防が最大の注目ポイントとなりそうです。
対円では節目である100万円回復しましたが、対ドル価格ではまだ大台に乗せていないので、その点は注意が必要でしょう。
今後の値動きに関しても昨日、下記の記事でまとめてあります。
コインマーケットキャップ 市場全体の時価総額
ただ、全体的に好調な推移は続いているものの、市場全体の時価総額は5月末の高値を更新できていません。
現在は年初来高値付近まで接近しているので、年初来高値を更新できるか注目でしょう。
ビットコインや一部のアルトコインは年初来高値更新が続いていますが、仮想通貨市場全体の時価総額が増えていかない限り、完全に強気になることはできないのでその点は注意が必要です。
世界経済動向や実用化の観点は引き続き注目か
また、このようにビットコインだけが年初来高値更新を続ける背景として、世界経済後退懸念により「デジタル・ゴールド」の側面が再評価されているという向きが少なくありません。
デジタル・ゴールド・・・ビットコインが金と同じく「ネット上の金」として安全資産としての役割をもつこと。
4月から急上昇してきた背景には、今年に入っている「世界経済後退懸念」による「ビットコイン買い」が指摘されているので、既存の金融市場の動向も注目となるでしょう。
先日も、仮想通貨資産運用会社モルガン・クリークキャピタル共同設立者ポンプ氏が、金融政策やビットコイン半減期により、今後1年半以内に「嵐のような」上昇相場が訪れると指摘しています。
まとめ
週末、ビットコインは年初来高値を更新し、対ドル価格でいよいよ1万ドルという大きな節目に。
今週は重要な価格帯に接近するビットコイン「110万円」の攻防が最大の注目ポイントとなりそうです。
今週は激しい値動き展開も予想されるので、相場を見る上ではおもしろい1週間となるかもしれませんね。