SBIホールディングスは30日、マネータップ(Money Tap)とPay Payのサービスを提携することを発表しました。
国内でメジャーなキャッシュレス決済になっているPay Payと提携することにより、マネータップの認知向上につながりそうです。
要点
マネータップがPay Payとの提携を発表
参照元:https://www.sbigroup.co.jp/news/2019/1030_11710.html
SBIホールディングスは30日、自社で運用するキャッシュレス決済アプリ「Money Tap」とPay Payの業務提携を発表しました。
今後マネータップでPay Payへのチャージなどが可能になるとのことです。
現時点でPay Payへのチャージはクレジットカードや加盟金融機関から行い、手数料がかかるのがデメリットとも言えますが、マネータップを利用することによりそれを削減できるとのこと。
また、マネータップ側は、今後店頭決済などのサービス拡大に際し、より幅広く事業展開をおこなう予定とのことです。
リップル社のブロックチェーンを利用した「マネータップ」
マネータップはリップル社のブロックチェーン技術を応用し、SBIが主導・運営するキャッシュレスアプリです。
リーリースは昨年の時点でされていますが、現状はまだ提携銀行などが少なく、実質プレリリースのような段階であると言えます。
それは、Money Tapの機能に問題があるというよりかは、国内のキャッシュレス決済普及度や、その他インフラの面でまだ店頭支払いに対応していない店舗が多すぎるというのが現状でしょう。
ただ、SBIもコメントしている通り、将来的には店舗決済のサービスも開始する予定であり、今後Pay Payなどキャッシュレス決済が普及していけば、相乗効果でMoney Tapの認知度も向上するのが期待できます。
その意味で、現在国内のキャッシュレス決済においてメジャーになりつつある「Pay Pay」との提携はMoney Tapにとって大きな一歩となりそうです。
まとめ
SBIホールディングスは30日、マネータップ(Money Tap)とPay Payのサービスを提携することを発表。
それによると、今後Money TapでPay Payへチャージが直接可能となり、既存のチャージ方法よりも手数料が削減できるとのこと。
サービスはすぐに始まるわけではなさそうですが、今後キャッシュレス決済が普及していけばMoney Tapの普及も広がる可能性があるので、国内キャッシュレス動向には注目していきたいところです。