中国最大手の企業テンセントがリップルのプロジェクトに20億ドルを投資する準備があると報道されました。
20日にripplenews.techで報道がありましたが、テンセントからの直接のプレスはまだ発表されていないようです。
※こちらのニュースは情報が錯綜しており現在事実関係の確認中です。可能性があるという参考にしてください。
目次
中国最大手企業テンセントとは?
テンセントは簡単にいうのであれば「中国版アップル」というような企業です。1998年に設立された比較的新しい企業ですが、時価総額は5000億ドルを超えており、アジア初となっています。
テンセントで一番有名なのが「WeChat」です。Wechatは中国のLINEであり、中国人であればほとんどすべての人が使っているメッセージアプリです。また、Tencent Musicは7億ユーザーを突破し、契約者数は1億2000万を超えています。
このほかにもインターネット事業やAI、エンターテイメントに関する事業を展開しています。また、投資事業もおこなっており、アメリカSnapchat、Tesla、Spotifyの株式を買収しています。
つまり、世界的な超巨大企業ということですね。今回はそのテンセントがリップルに投資をするとのことなので、リップル社にとってはかなりビッグなニュースといえるでしょう。
投資はリップルを購入する形で行われる
このニュースの注目ポイントは投資の方法です。リップルへの投資は今後12か月の間、XRPを購入する形で行うと報道されています。20億ドル(2120億円分のXRP)はアジア圏でリップルを独占するレベルの額になります。
最初の購入は10億ドル分のXRPを今年の7月に購入するとのことですが、詳細はテンセント社の公式発表を待ったほうがいいかもしれませんね。
実際にこの発表直後、100億ドルのリップルの取引があったとのことです。しかし、取引の詳細はあきらかになっていませんが、このニュースの影響が高いでしょう。
テンセントはリップルのxViaを利用して決済システムの向上を目指す
テンセント社はリップルの技術のひとつである「xVia」を利用してアリババやアマゾンなどの決済サービスに対抗すると報道されています。xViaとはリップルの一般企業向けの送金技術です。リップルは銀行や一般企業などにぞれぞれ別の名前の技術を提供しており、銀行であれ「xCurrent」と呼ばれるプロトコルを提供しています。
しかし名前は違いますが、リップルの特徴は変わりません。素早い送金スピードやコストの削減、ブロックチェーンによる安全性の確保を実現できます。
大手企業の採用はリップルが優れていることを裏づける
リップル社のCEOブラッド・ガーリングハウス最高経営責任者(CEO)は「cripto-verse(過大な広告)に大きな信頼性をもたらすため、セキュリティ規制当局者と協力する用意がある」とコメントしているとのことです。
2018年に入ってからは仮想通貨市場全体が下落基調にありますが、このように大手企業の投資・提携はリップルが優れていることを裏づけています。
とにかく、テンセント社の公式プレスはまだとのことなので、まずはその発表を待ちましょう。
リップルの最近の動向と今後
20日づけのリップルは一時78円50銭の高値をつけますが、その後は反落。安値は約71円までとなっています。
リップル円 30分足
(チャート参照元:みんなの仮想通貨https://cc.minkabu.jp/pair/XRP_JPY)
3月に入ってからも軟調な展開が続いているリップルですが、リップル独自の原因よりかはビットコインが軟調な推移となっているためそれにつられて動いている印象です。
18日には一時57円の安値をつけましたが、20日時点では安値から回復しています。今後も18日の安値がサポートされるかに注目して価格を追いたいですね。
テンセントのニュースに関しては、まずは公式の発表を待ちましょう。そして、7月に最初の購入があるとのことなので、今後の動向もチェックしていきたいです。
リップルを購入するなら
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リップルは有名な企業の採用や銀行との提携のニュースが絶えません。これからもまだまだ大きなニュースは出てくるでしょう。
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