SECの公式サイトによると、先月却下されたビットワイズのビットコインETFが再審査されることが明らかになりました。
直近で軟調な展開が続いている仮想通貨市場ですが、上昇材料になるか注目です。
要点
ビットワイズのETFが再審査へ
今年は有力なビットコインETFとして、ヴァンエック社とビットワイズ社の申請していたものが審査されていましたが、先月ビットワイズのETFをSECが却下されたことにより審査が来年へ。
しかし、SEC公式の発表で、ビットワイズ社のETFが再審査されることが明らかになりました。
参照元:https://www.federalregister.gov/documents/2019/11/18/2019-24874/self-regulatory-organizations-nyse-arca-inc-order-scheduling-filing-of-statements-on-review-for-an
なお、再審査に至った明確な理由は不明。
SECのルールではもともと、審査審の誰かが申し出れば、一度却下されたETFでも再審査されることがあるため、今回はそのルールが適用されたとみるのが妥当でしょう。
これにより、パブリックコメントの再募集もされ、期限は12月8日までとのことです。
停滞する上昇材料となれるか
ビットコインは18年からメディアでも盛んに取り上げられてきました。
しかし、このブログでも何度もお伝えしているように、直近でビットコインETFが要因で価格が大きく動く可能性が低いでしょう。
すでに専門家からもETF承認は数年後といった指摘が多くされており、現在の米国の規制から考えると実現にはかなり時間がかかりそう。
それは、リブラが苦戦しているのをみれば一目瞭然、仮想通貨規制に関しては各国まだ初期段階にあるので、ETF動向も長期的なテーマと捉えておいた方がよさそうです。
まとめ
SEC公式の発表によると、先月却下されたビットコインETFですが、再審査されることが明らかに。
直近で停滞する仮想通貨市場の起爆材料になるか期待されるとこですが、専門家からは承認には時間がかかるとの指摘が。
ETF動向やリブラ動向含め、米国に限らず各国の規制動向は長期的なテーマでみていくしかないので、引き続き関連する報道に注目です。