25日の暴落要因は様々指摘されていますが、eToro社アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は米核との相関性を指摘しています。
同氏によると、米株下落とビットコインの下落は同時刻に起きたとのことです。
要点
ビットコイン暴落の黒幕は「米株」だった!?
https://twitter.com/MatiGreenspan/status/1176774639458160640
米国の株式市場での急落(オレンジ色の線)は、ビットコインのブレイクアウト(青色)を進めました。私はそれが無相関の資産であることを知っていますが、これは本当に奇妙な偶然です。
eToro社アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は25日、上記のようにツイート。
25日に起きたビットコイン暴落にさきがけ、S&Pが下落しており、相関性があったことを指摘しました。
25日はトランプ大統領の発言により、ダウや米ドルも下落。
ビットコインは今年プラスのパフォーマンを記録している資産でもあるので、米株が下落した損失を補うために、投資家がポートフォリオにあるビットコインを売却したという説はおおいにあるでしょう。
基本的にビットコインと米株は相関性がないと指摘されていますが、2018年2月にも米株の暴落とともにビットコインが下落したことがありました。
暴落要因はいまだわからず
暴落要因は今後の値動きを追う上でのヒントになるので、把握しておきたいですが、暴落から2日経った現在も不明。
これまでハッシュレートやBakktの失望売りが指摘されていますが、どれも明確な要因には至っていないでしょう。
また、ハッシュレートに関しては、その後急回復し、27日に過去最高値を記録しています。
このことを踏まえると、相関性があるのであれば、ビットコイン価格も回復しなければいけないので「ハッシュレート説」は今のところ否定となりそうです。
いずれにせよ、直近で米株が下落することがあれば、ビットコイン価格にどのように影響するかは注目したいところです。
まとめ
25日に暴落したビットコインですが、2日経った現在も明確な要因は明らかになっておらず。
eToro社アナリスト、マイティ・グリーンスパン氏は、下落要因に米核を指摘しています。
ただ、こちらも観測であって、正確かどうかはわからず。
いずれにせよ、仮想通貨市場と金融市場の関係は今後も重要になるので、米株動向も併せてどこで下げ止まるか注目したいところです。