要点
・ファンタジーサッカーゲームSorareとは?
サッカーゲームSorareが400万ドルの資金調達
(画像引用 Sorare Blog)
イーサリアムブロックチェーン上に構築されたファンタジーサッカーゲームのSorareでは、ゲーム体験を構築し、プロのクラブやリーグを追加し続けるため、チームを拡大する計画を実行するため、資金調達を実施。
400万ドルの資金調達に成功したことを公式ブログで発表しました。
Sorareの資金調達に参加し、投資を行ったのは、Partech社やFabric Ventures社などの投資系スタートアップ企業のほか、ドイツのプロサッカープレーヤーや、ワールドカップチャンピオンに輝いた経歴を持つアンドレ・シュルレ(AndréSchürrle)氏などが資金調達へ参加しました。
Sorareとは
(画像引用 Sorare)
Sorareにはユベントスやアトレティコマドリードなど、世界76のプロチームのプレーヤーが参加しており、最近ではメジャーリーグサッカー全体のプレーヤーが追加されていることで、ゲームファンだけでなく、サッカーファンからも注目を集めています。
イーサリアムブロックチェーン上に構築されたSorareは、2019年3月にベータ版ゲーム提供が開始されると、ユーザー独自のNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)アセットとして所有する100万ドル以上のプロプレーヤーカードを販売しました。
招待者限定のコミュニティにデジタルグッズを使った新しいタイプのファンタジーサッカーのビジョンを共有し、できるだけ多くの人と意見を交わし、フィードバックに基づいてゲームを形作ることができるように、2019年後半までソラレの招待者限定スタイルを維持していました。
過去6カ月間で前例のない成長を遂げたSorareは、2019年12月の公式ライセンスプレーヤーカードが正式に販売されると、サイトにおける取引量は当初の30,000ドルから6カ月後の2020年6月には35万ドルに高騰し、大きな利益を獲得しています。
現在ではヨーロッパ、アメリカ、アジアの70以上のサッカークラブが契約しており、ユベントスやアトレティコマドリード、オリンピックリヨネの間で正式に認可されたカードを発行しています。
また、Soraeで自らのクラブチームのプレゼンスを構築することで、クラブは世界中のサッカーファンへ新しい形でアピールでき、これまでにはない新たな収入源を得ることも可能です。
同ゲームの使命は、ファンタジーサッカーをグローバルにしいくこと、そして新たな種類の収集型商品のデジタルサッカーカードでやりがいのあるものにしていく事であると語っています。
サッカーファンが自分たちのサッカーの知識を活用し、ゲームを楽しむための最も簡単な方法を作成。
同社はこれまでに合計90を超えるクラブ(まだゲームに参加していないクラブを含む)と協定を結んでおり、2020年末までには150チームと5リーグが参加する予定とのこと。
北米プロリーグ選手700人以上をデジタルカードに
(画像引用 Sorare)
Sorareでは、誕生以来、さまざまなプロリーグ選手をデジタルカードに登場させており、トークン化に成功しています。
2020年6月30日には、北米のメジャーリーグサッカーに参加する700人以上のプレーヤーを追加し、メジャーリーグサッカー選手協会(MLSPA)との間で行われ、すべての選手をデジタルアセットとしてゲームに取り込む事に合意。
Sorareを使用すると、プレーヤーはさまざまなプロサッカーチームのプレーヤーに基づいてカードを購入して収集できます。
5プレーヤーのラインアップを形成し、他のSorareユーザーと部門別の対戦に参加でき、プレーヤーは、プロのそれぞれの実世界のパフォーマンスに基づいたポイントが獲得できます。
ファンタジーゲームで報酬を獲得していくことで、ゲーム内にて、各選手の実績ロックを解除できる仕組みになっているという。