スイスの大手老舗銀行、仮想通貨取引を提供開始へ
要点
・スイスの老舗銀行『Bordier & Cie SCmA』が仮想通貨取引開始
・取り扱い銘柄はBTC、ETH、BCH、XTZ
スイスの老舗銀行がついに仮想通貨取引に参入です
スイスの老舗銀行『Bordier & Cie SCmA』が
暗号資産(仮想通貨)取引の提供を開始しました。
同行は1844年に創業の老舗銀行です。
取り扱う銘柄は、
ビットコイン(BTC)、
イーサリアム(ETH)、
ビットコインキャッシュ(BCH)、
テゾス(XTZ)になります。
また仮想通貨取引サービスの
提供に際して
新たにデジタル資産銀行Sygnumとの
提携が判明しました。
『Bordier & Cie SCmAが』は
Sygnumが提供するB
2Bバンキングシステムプラットフォームを
自社の銀行システムに統合しています。
この他にもスイスでは創業200年を超える老舗金融機関が
仮想通貨業界に参入した事例が複数あります。
たとえば昨年10月、
1796年に設立されたスイスの銀行
「Lombard Odier Investment Manager」は
資産トークン化の事業に
新たな投資を行ったと報じられました。
■ネットの反応
伝統あるスイス銀行で仮想通貨が採用されることに対して
国内の個人投資家たちはおおむね歓迎する意見が多いようです。
「買いのチャンス」という分析もありました。
ディーカレットが国内初となるビットコイン採掘マシン販売・運用開始
要点
・ディーカレットが国内仮想通貨取引所では初のマイニングマシン販売・運用サービスに着手
・販売価格は907,500円、想定年利回りは94.0%とのこと
ディーカレットは24日、
国内の仮想通貨取引所として初めて、
ビットコインマイニングマシンの
小口販売と運用サービスの提供を始めると発表しました。
利用者は自らマシンの設置や調整を行う事なく、
マイニング報酬(ビットコイン)を定期的に受け取れます。
仮想通貨で受け取った報酬は、
ディーカレットのコールドウォレットで
安全に保管される仕組みです。
今回販売されるマイニングマシンは、
Bitmain製の最新機種S19シリーズから
「Antminer S19 95TH/s」。
販売価格は907,500円です。
(この中にマイニングマシンの代金、
メーカーからの輸送・設置費用、
通関業務手数料、関税、輸送保障にかかる
諸費用が含まれます)
ディーカレットはコインポストのインタビューにて
以下のように回答しています。
これまで差別化戦略として新規通貨追加などがあったが、
違う角度から差別化を図っていくのが
重要と判断し、今回のサービスに踏み切った。マイニング投資は一般の投資家には少々参入が難しいが、
投資リターンを考慮すると
非常に有望な投資商品となり得る。調達競争は激化しているが、
今回を第一弾として、第二弾、第三弾と
継続してマイニングを提供していきたい。
公式サイトによれば想定年利回りは94.0%とのことです。
しかし、ビットコイン価格や電気代の変動によって
想定利回りも大幅に変動する可能性もあります。
今回の記事のまとめ
■『スイスの大手老舗銀行、仮想通貨取引を提供開始へ』について
・創業177年のスイス老舗銀行『Bordier & Cie SCmA』が仮想通貨取引開始
・ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、テゾスが取り扱い銘柄
■『ディーカレットが国内初となるビットコイン採掘マシン販売・運用開始』について
・国内仮想通貨取引所ディーカレットがマイニングマシン事業を開始
・想定利回りは94%に達するが、大幅に変わる可能性も
現在のビットコインのチャートはこのようになっています。
仮想通貨取引が世界的に盛況して
国内外で取引サービスを大きく後押しする動きが出てきました。
特にディーカレットによるマイニングマシンについては
一部でリスクを心配する個人投資家の声も見られましたが、
今後より多くの新規投資家が参入して相場が活発化すると思われますので
慎重に経過を見守るのが良いでしょう。