現在、開催されている世界最大の仮想通貨カンファレンス「コンセンサス2019」にて、スタバなど米小売り大手15社が仮想通貨決済を導入することを発表しました。
仮想通貨実用化の面においては大きな一歩となりそうです。
要点
スタバなど大手15社が仮想通貨決済導入を発表!
The Flexa network is open for business: https://t.co/aieW8ZezmU
— Flexa (@FlexaHQ) May 13, 2019
Flexa ネットワークはビジネスのために開いている
スタバなど米小売り大手15社は、仮想通貨決済企業Flexaの決済アプリ「SPEED」の導入受け入れを発表。
アプリの提供は限定的なもので、完全にサービスを開始されるわけではないとのこと。
SPEEDではビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ジーキャッシュの他、Flexaと提携を結ぶジェミナイのステーブルコイン「ジェミナイ・ドル」も対応しているとのこと。
各企業がどのくらいの規模でこのアプリを導入するかは定かではありませんが、仮想通貨の実用化という意味においては大きな前進となったニュースでしょう。
ただし、これはスタバなどが直接仮想通貨決済を受け入れたわけではあく、あくまでSPEEDのアプリを導入し間接的に導入するという点は注意が必要です。
仮想通貨の実用化
仮想通貨の実用化は、すでに市場・業界にとって大きなテーマに。
上記の記事は昨年10月に当ブログで取り上げたものですが、今年もこのような仮想通貨決済に関するニュースは注目になるでしょう。
国内においては、ディーカレットが仮想通貨でスイカのチャージを検討するニュースも春先に報道されたばかり。
今年に入ってからはこのように、仮想通貨の実用化においても明るい兆しが見え始めています。
それと同時に6月にはG20が開催され、規制面においても進展に期待ができるので、引き続き規制・実用化関連のニュースは注目となるでしょう。
まとめ
現在開催中のコンセンサスにて、仮想通貨決済企業Flexaはスタバなど大手15社に決済アプリ「SPEED」を提供することを発表。
これでスタバなどは、間接的ではありますが、仮想通貨決済を導入することとなります。
まずは、限定的にサービスを開始していくとのことですが、今後どのような規模で展開されるのかなど、動向次第では決済業界にも与える影響は大きいので、今後の動向は要注目でしょう。