米VCとして知られ、「ヘッジファンドの錬金術」の著者でもあるジェームス・アルタッカー氏は31日、The Streetのインタビューに答えました。
同氏はそこで「1億円」の大胆予想を維持する見解を示しました。
要点
ビットコインはいずれ1億円に!?
Bitcoin at $1 Million Is Not Out of the Question, Says James Altucher - TheStreet @jaltucher https://t.co/JXAsIjDQ8n
— Daniela Cambone-Taub (@DanielaCambone) May 30, 2019
ビットコイン1億円は問題ありません、ジェームズ・アルタッカー・ TheStreet
アルタッカー氏はインタビューに対し、17年から主張していた「ビットコイン1億円」予想を維持しているとの見解を示しました。
ただし、以前は20年に到達すると予想していましたが、今回は時期は明言せず将来的に不可能ではないと少し予想を緩めたかたちです。
同氏の根拠となっているのが、紙幣の時価総額。
アルタッカー氏によると、現在の紙幣の時価総額はおよそ2京円であり仮想通貨市場は20兆円。
このことを踏まえると、仮想通貨市場が現在の紙幣のシェアを獲得するのであれば、10万%上昇する可能性があるとのことです。
実際に1億円になるのは定かではなく、またアルタッカー氏は時期も明言していませんが、その根拠となる「紙幣の時価総額」に関しては確かに一理あるので、今後頭に入れておきたい事項でもあります。
200万円や300万円、4000万円の価格予想も
1億円は現実味がないものの、21年までに200万円から300万円という予想は専門家からも多くされています。
それでも現在の価格からはかけ離れていますが、ビットコインに関しては「半減期」という強力なファンダメンタルズもあるのでチェックしておいた方が良いでしょう。
また、アルタッカー氏のように「とんでも予想」をしている専門家も多く、今月にはモルガン・クリークキャピタルCEO、マーク・ユスコ氏が将来的に4000万円になるとの予想を述べています。
この他には、米著名投資家ティム・ドレイパー氏の「22年2500万円説」も有名です。
これらの予想は現実味がありませんが、ビットコインはこれまで100ドルから考えられない上昇をしてきたので、一応頭の片隅には入れておいて良いのかもしれませんね。
まとめ
米VCとして知られ、「ヘッジファンドの錬金術」の著者でもあるジェームス・アルタッカー氏は31日、The Streetのインタビューに出演。
同氏はそこで、ビットコインが将来的に1億円になると驚愕的な予想を発表しました。
これまでに多くの専門家が「とんでも予想」を発表しているので、実際にこのまま価格が上昇していくことに期待したいですね。