2018年に入り、ビットコイン筆頭に仮想通貨市場は下落が続いています。ビットコインの価格は今年2月6日に約65万円の安値を記録。そして今週18日にも一時安値78万円の安値をつけました。
アルトコインも同じく、国内で取引されている主要なアルトコインは安値を更新する展開が続いています。
取引している方にとってはなかなか厳しい状況でしょう。一体、この下落はいつまで続くのでしょうか?
ウォールストリート界で仮想通貨を商品として初めて顧客に勧めた投資戦略会社「Fundstrat Global Advisors」を経営するTom Lee氏(以下リー氏)が20日、おもしろい発言をしています。
アルトコインは8月中旬から9月中旬の間に強気相場に変わる
リー氏の見解によると、アルトコインは8月中旬から9月中旬の間に強気相場に変わるとのことです。しかし、その前に次の四半期(4月-6月)にかけてアルトコインのさらなる下落が続く「苦難」ともコメントしています。そして、その下落トレンドはもう始まりかけているかこれから始めるとのことです。
リー氏の主張が正しければ、1月から2月の間におこった下落がもう一度起こり、それが大底になるイメージでしょうか。
ちなみに、この予想はアルトコイン限定のもので、ビットコインに対しては別の見解を持っているようです。
アルトコイン上昇の合図はビットコインの上昇
リー氏はビットコインに対して強気の姿勢で有名です。リー氏いわく、ビットコインは今年7月にAll-time high(強い上昇トレンド)に転換すると述べています。アルトコインは6月までに2番底をつけにいくイメージですが、ビットコインに関しては下落の予想がないため、下落もしくはアルトコインよりは強くない下落が続くと考えているのでしょう。
アルトコインが上昇するサインは、ビットコインのトレンド転換と指摘しています。
ちなみにリー氏は2年以内にビットコインは969万円に達すると予想しているそうです。また、先日TwitterCEOが「ビットコインが世界共通通貨になる」と発言しましたが、リー氏はビットコインが金と同じ価値になると考えているようです。
また、Fundstratの顧客には価格が下落しているうちにビットコインへの投資をすすめました。
リー氏の主張まとめ
リー氏の主張をまとめてみました。
①アルトコインは4月から6月のまで下落トレンドが続く
②アルトコインはその後、8月中旬から9月中旬までの間に価格が高騰する
③その前にビットコインの強いトレンド転換が7月におこる
④ビットコインは下落が続いている今のうちに買いを推奨している
以上です。これはあくまで本当にそうなるのではなく、リー氏の主張です。市場のプロでも予想を外すことは多いので参考程度にしておきましょう。
しかし、もし4月に入ってもアルトコインの価格が続くようであれば、少しはリー氏の主張を思い出したほうがいいかもしれません。もし本当に7月にビットコインが上昇したら、その後夏の終わりにアルトコインが上昇する可能性が大いにあります。
参照元:https://www.ccn.com/altcoin-markets-in-purgatory-but-will-turn-bullish-in-late-summer-bitcoin-bull-tom-lee/
アルトコインチャート振り返り
ここで直近のアルトコインの日足を確認してみたいと思います。チャートは全て日足です。
イーサリアム
リップル
ネム
チャート出典:みんなの仮想通貨https://cc.minkabu.jp/chart
確かにリー氏の言うように軟調な展開となっています。しかし、リー氏の主張はここからさらに下落が始まり、6月までに底をつけるという予想です。
どちらにせよ、それには直近の安値、または2月につけた安値の更新が合図になります。アルトコインを取引している方には残念ですが、底をつけるまで待ったほうがいいかもしれませんね。
しかし、底をつけるというのは最大の買い場でもあります。リー氏の主張が正しいかどうかしばらくはアルトコインの動向を追ってみましょう。
アルトコインを購入するなら
アルトコインを購入するなら、間違いなくGMOコインで買うべきです。
理由は、スプレッド(買いと売りの金額差)が小さいというところです。
coincheckなど通常の取引所でも買えますが、買うときで売るときで多いときには10%の差がついていて、買った瞬間から大きく損してしまう場合があります。
しかし、GMOコインだと、提示された価格で買えるため、スプレッドが狭くオトクに購入することができます。
リー氏のいうように価格が下落しているときは投資する最大のチャンスでもあります。底をつける動きを伺いつつ今のうちに安い値段でアルトコインを購入しておきましょう。
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