英TP・ICAP、仮想通貨取引プラットフォーム設立へ!当初はビットコインのみ
要点
・世界最大の金融仲介業者である英TP・ICAPが仮想通貨取引プラットフォーム設立へ
・当初はビットコインのみで、後にイーサリアムを追加するとのこと
世界最大の金融仲介業者である英TP・ICAPは
29日、仮想通貨の
取引プラットフォームを設立すると発表しました。
米資産運用大手のフィデリティ・インベストメンツ
および英銀行大手スタンダード・チャータードの
デジタル資産カストディー部門と共同になります。
設立は今年後半になる見通しです。
同プラットフォームでは、
当初はビットコインのみを扱い、次いでイーサリアムを追加する方針。
デジタル資産カストディアンのネットワークを通じて
取引後のインフラを提供し、
取引の執行と決済を別々に行うシステムです。
■ネットの反応
なお29日23時時点ではビットコイン価格は上昇して
400万円に到達しました。
仮想通貨交換大手バイナンス、英国での事業禁止
要点
・仮想通貨交換業世界大手のバイナンスが英国での事業禁止へ
・同社は30日までに広告と販促活動を取りやめるよう通知されている
英国の金融監督当局は
仮想通貨交換業世界大手のバイナンスの
英国での事業を禁止しました。
26日付の金融行為監督機構(FCA)の発表によると、
バイナンスは英国内での仮想通貨交換など
金融規制が適用される
すべての活動を禁じられているとしています。
ブルームバーグにおいては
同社は30日までに広告と販促活動を取りやめる
必要があると、報じられています。
中国でも相次ぐ仮想通貨規制の背景には
マネーロンダリング(資金洗浄)や脱税、
テロ活動への資金援助などに
悪用されることが懸念されていると言われます。
今回の記事のまとめ
■『英TP・ICAP、仮想通貨取引プラットフォーム設立へ!当初はビットコインのみ』について
・世界最大の金融仲介業者である英TP・ICAPが仮想通貨取引プラットフォーム設立へ
・設立時期は今年後半を予定している
■『仮想通貨交換大手バイナンス、英国での事業禁止』について
・仮想通貨交換業世界大手のバイナンスが英国での事業禁止へ
・規制の背景には犯罪への悪用、テロ活動への資金提供などの懸念があるとされる
中国に続いて英国でも仮想通貨規制の動きが本格化しています。
主たる理由はマネーロンダリングや脱税といった法の穴を抜けた悪用への
懸念であるようです。
しかし、ビットコイン価格そのものにはさほど影響なく
30日0時現在も順調に上昇して400万円を突破しました。
少なくともバイナンスの英国事業停止については
これ以上の下げはないと見て良いかも知れません。